1.5部の好きなところをひたすら綴る記事の第二弾。まさか第二弾があるとはな。本当は1記事に収める予定でしたが、好きなところが多すぎて全く無理でしたね!(でーん!)そして、今回は前編(1話〜10話)について語りたいと思います。
すでにお察しかもしれませんが、考察要素は一切ありませんし、テンションがただの萌えに狂ったオタクなのであしからず。フルボイス化ということで、ストーリーだけではなくボイスについても触れていきます。苦手な方はお気をつけくださいね。
ここからはネタバレがふくまれるのでご注意を!
それでは、レッツゴー♪
- 1 前編の好きなシーン
- 1.1 ドクター〇ランプ アーサーちゃん【1話】
- 1.2 天然ボケのオズ【1話】
- 1.3 心配しない風のネロと、ストレートに心配するブラッドリー【1話・3話】
- 1.4 縋りつくようなオーエンの「行かないで」【4話】
- 1.5 新婚ラブラブ夫婦【4話】
- 1.6 ルチルが教えてくれる、すぐそばにある幸せ【4話】
- 1.7 屋根の上で語らうミチルとリケ【5話】
- 1.8 箒星の雫を手に入れられないミチル【7話】
- 1.9 繊細なニュアンスを伝えてくれるファウストとネロ【6話・8話】
- 1.10 怒涛のデュエットボイスのスノウ・ホワイト【9話】
- 1.11 珍しく切羽詰まるミスラちゃん【9話】
- 1.12 いよいよ始まるいばらのパーティ【10話】
- 2 さいごに
前編の好きなシーン
ドクター〇ランプ アーサーちゃん【1話】
アーサーと夜空をドライブ中の賢者。そこで飛行機の真似をするアーサーの「キーン!」がくそかわいい。5才になったような純真さがめちゃくちゃかわいいっすね!というか、これはア〇レちゃんでは。アーサーはうんちツンツンしたりしないけどな!!
天然ボケのオズ【1話】
図書室でオズ・ミチル・リケ・フィガロが会話するシーン。ここではオズ様の天然ボケっぷりが大いに発揮されるのが面白いですね。リケに「よく水蜜蜂の巣を貰った」と褒めたり、「リケ似の美少女?」と聞き返したりと・・・威厳のある重厚ボイスで盛大にボケてくれるオズ様。
前から思っていましたが、オズは漫才でいうところのボケ担当だと思うんですよね(笑)。突っ込みはフィガロもいいですが、ちょっと物腰が柔らかいので、容赦なく切り込むリケはいかがでしょう?
ここでフィガロが、過去にオズの頭に岩が落ちてきたことを笑うのですが、この笑いボイスがいつもの先生っぽいフィガロではなく、気の置けない友人に向ける「あはは」なのが好きですね。
心配しない風のネロと、ストレートに心配するブラッドリー【1話・3話】
賢者の部屋を訪れたネロは、北の魔法使いがまだ任務から戻っていないことを聞きます。するとネロは「北の魔法使いなら大丈夫だろう。ほっとけ。」といいます。なんとなくブラッドリー達の力への信頼感というか、あきれ感が感じられますね。散々北の魔法使い達の力や横暴さを知っているネロからしたら、心配するだけ損。くらいには思っていそう。
対して、東の国で異変があったことをきいたブラッドリーは「東の魔法使い達は?」とストレートに心配する素振りをみせます。きっとネロ達を心配したのでしょうね。盗賊団時代も、ネロが窮地に立たされたらストレートに心配してたのかも。
このあたりのネロとブラッドリーの対応が、長年連れ添ってきた相棒の歴史を感じられるというか…うまく言語化できませんが、エモい!よ!熟年夫婦!
縋りつくようなオーエンの「行かないで」【4話】
カインの部屋にきたオーエン。城に行こうとするカインに、縋りつくような声で「行かないで」とお願いするオーエンの姿がなんとも・・・(´;ω;`)。それに対して冷静に「行かないと」とカインが返すのが、ふたりの距離を明確にしている気がします。
オーエンはカインではなく「騎士」に行かないでと言っているし、カインは「あの」オーエンだから心配をしないし、そこまで切羽詰まっていることにも気づけない。オーエンはカインの目を奪った、凶悪で力のある魔法使いですから、カインが心配するのもお門違いと感じているのかも。
お互いが相手にフィルターをかけずに、真に「ひとりの人間」として向き合うのは時間がかかるのかもしれませんね。その過程をぜひ見守りたいものです。因縁が友達になるのを見守り隊!
新婚ラブラブ夫婦【4話】
まほやく界で唯一と言ってもいい恋愛要素、新婚夫婦のクックロビンとカナリア。このふたりのやりとりが見れたのは嬉しいですね〜!まほやくは女性向けコンテンツではあるものの、わりと少年ジャンプしているので、ぜひこの夫婦でときめきを摂取したい!
ふたりとも魔法舎によく出入りするのですから、もっとやり取りをみせてくれてもいいんですよ!画面下の魔法舎タブにアクセスしたら、急にラブラブしだすふたりが登場するとかいかがですか!!
ルチルが教えてくれる、すぐそばにある幸せ【4話】
もしかしたら、これが前編で一番好きなシーンかもしれません。「テーブルウェアなんて、たかが食べ物の下に敷いてあるだけでしょう」と言うミスラ。それに対し、ルチルが「その時に感じた素敵な気持ちは覚えているでしょう?」と話します。
わたしもミスラにちょっと近い考えを前に持っていて。例えば、同じ1000円を使うのであれば、いずれ枯れてしまう花を買うより、形が残る何かおしゃれな小物を買った方が良いと考えていました。もちろん、この考え方も良いと今でも思うのですが、当時はより視野が狭く、いずれ形がなくなるものに価値はないと考えていたんですね。
しかし、花を買うということは、1000円で永遠を買っているのではなく、「綺麗なものをみて安らぐ気持ち」を買っていることに気づいたんですね。それに気づけたのはルチル先生のおかげ。それからは、たまに花を買って飾っています。なんとなーく気持ちがやすらぎますね。
ここのルチルのボイスが、ミスラを叱るような話し方ではなく、「楽しもうよ♪」とポジティブなニュアンスなのもルチルらしくて好きです。
だいぶ話が脱線しますが、ルチルの元ネタとなった「青い鳥」という童話は、こういった身近にあるけれど気づけない幸せを沢山教えてくれます。よかったら読んでみて下さいね。
屋根の上で語らうミチルとリケ【5話】
屋根の上でお喋りをするミチルとリケ。屋根の上でお喋り、というのが空を飛べる魔法使いらしくて良いですね。いいなあ魔法使い。
リケが「いつか二人で大きな魔物を倒そう」というと、ミチルの表情が曇ります。理由は、フィガロに「ミチルは魔法が得意じゃないから、無理に活躍を望まなくてもいい」と言われたから。フィガロちゃんや・・・。
それに対して、リケは真っすぐと「ミチルならきっとできる」と答えます。この真っすぐさ。プライスレス。たぶんこの先、フィガロがミチルを強くしないように、ミチルの自尊心をバキボキにするのではないかなーと思っています。その時、迷いなく信じてくれるリケが、ミチルの心の支えになるかもしれませんね。
ここ以外でもよく聞きますが、リケの「はい!」というまっすぐな返事は聞いていて気持ちがいいですねー。そして、褒められたときにミチルが満更でもなく照れるボイスもかわいい。ほんとふたりとも健やかに育ってくれ・・・。
箒星の雫を手に入れられないミチル【7話】
屋台でチレッタの小箱があると呼び込みをしている屋台を覗いたミチルとリケ。そこに並んでいた「箒星の雫」という魔道具をミチルは欲しがりますが、フィガロがそれはやめておくよう進言します。それに対してミチルが返した「ぼくはだめなのに、リケはいいんですか?」のボイスがねえ…とても良いんですよ。
ミチルって明るく素直ないい子で務めようと、本人も意識しながら過ごしているんじゃないかと思うのですが、それでも子どもらしい嫉妬などマイナスな感情もしっかりあるんですよね。なので、大好きなフィガロ先生に嫌な態度はとりたくないけど、マイナスな感情も隠しきれない…という微妙なニュアンスが込められている感じが好きですね~。
にしてもフィガロちゃん、もうミチルを強くしないための言い訳が、日々苦しくなってませんか(笑)。そろそろ限界きそうだけど…どーなることやら。
繊細なニュアンスを伝えてくれるファウストとネロ【6話・8話】
東の魔法使いが屋台をはしごしている最中、ネロはかつてブラッドリーに渡した指輪を見つけます。それを買おうか悩んでいるネロに、ファウストが自分が買うと申し出ます。ここのファウストが「意気地がなくてしょうがないな全く。」みたいなニュアンスで「わかった。僕が買う。」というのが好きでして。仲良くなったな…ファウストとネロ…。
この後のネロの「いらねぇ。」が、後ろ髪引かれる思いに、ぷいっと顔を背けたような「いらねぇ。」なのもまた好きでして…!
そして、店主が値段を釣り上げようとするときに「待て…。待て!桁を増やすな!」と言うセリフも、1発めの「待て」で店主の行動に気づき、2発めの「待て」で止めに入るような、ネロの動きが伝わってくるのが好きでして!!
このあたりのやり取りで、繊細なニュアンスや動きが伝わってくるのが好きですねー。これぞフルボイスの恩恵というか。私の乏しい想像力を色付き風船で膨らませてくれる!素晴らしい!
怒涛のデュエットボイスのスノウ・ホワイト【9話】
空を飛んでいる最中に、オヴィシウスについて思い出した北の双子先生。過去について話すとき、スノウ・ホワイトはふたりで何度も同じセリフを話します。テキストのみのときは、双子先生だしそんなものだろうと当たり前に感じていましたが、ボイスがつくとふたりぶん迫力が増しましたね!ハモリも綺麗!
スノウ・ホワイトは、昔は見分けがつかないくらい同一の存在だったそう。それがここのところ個性がでてきたんだそうな。もしかしたら昔はこの怒涛のボイスのように、ほとんど一緒に話していたのかもしれませんね。
にしてもよ。ここのムルがこれから起きる不穏な出来事に対して「ワクワクしちゃう!」と胸を躍らせているのが、ほんとムルだなあと。すっごく楽しそうな声で、これからパーティーがあるみたいにウキウキしてるのが可愛いですね!血しぶきが舞うパーティだけども。
珍しく切羽詰まるミスラちゃん【9話】
城の中でバイオレットと遭遇するミスラ。この時ミスラは「殺します。」というセリフを言うのですが、これが覇気がなくて…「ころしまぁす」な感じがミスラらしくて好きです。
と、思いきや。この後魔女たちと対するルチルに向かって「ルチル、ひとりで逃げてください!」と叫ぶシーンがあるのですが、ここでは珍しく切羽詰まったようなミスラボイスが聞けます。これがまたいいんだ!
こう、いつも声を張らないから太い声を出せなくて、でも一生懸命大声出した結果、なんか中身すっかすかの空気砲みたいな声がでるという、本当にミスラらしい声の張り方というか。(褒めてるよ。笑)声優さんってすごいねえ。素敵な声が出せるようになってよかったね、ミスラちゃん!
いよいよ始まるいばらのパーティ【10話】
オヴィシウスにより、城がいばらに覆われます。各地で魔獣が召喚され、城内ではいばらが襲い掛かる…いよいよ魔法使いたちの戦いが始まります。ここからは様々な魔法使いの戦闘ボイスが聞けるようになります。
この話で特にお気に入りなのは、城内でいばらと戦う魔法使い達の戦闘ボイスですね。ファウストやオズのスピード感ある呪文や、レノックスの一生懸命な声、危ないと言われたのに突っ込んでいくアーサーの無鉄砲さなど、見どころが目白押し。
そんな熱い舞台とは逆に、めちゃくちゃ能天気な西の師弟コンビがカイン達と合流するシーンも好きですね。西の国好きだわー。
前編はここで終了。穏やかなお話は終了し、ここから熱い展開が繰り広げられます。みんな、頑張れー!
さいごに
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
他にもまだまだ好きなシーンはあるのですが、ひとまず前編についてはここで筆を置くことにします。きっと皆さんが好きなシーンも、まだまだあることでしょう!
中編・後編についても好きを吐きだそうと思うので、もしお付き合いいただける優しいかたがいらっしゃいましたら、次回もよろしくお願いいたします。まだまだ語りたいんじゃー!
それでは、また!
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