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ああケルベロスよ…そんなに喰わなくてもいいじゃないか…オタクが好きをまだまだ語る!【1.5部中編感想】

1.5部の好きなところを吐きまくる記事が、なんと第三弾を迎えました。本当に特に考察などもなく、ただただ愛をまきちらす行為が第三弾だと?スノウ・ホワイトも予言できなかっただろうに。

今回は1.5部の中編の感想を綴ります。フルボイス化ということもあり、ボイスについても触れていますので、苦手な方はご注意くださいね。

それでは、レッツゴー♪

中編の好きなシーン

馬鹿って言われまくるカイン【11話】

茨に覆われた城に侵入しようと試みるカイン達。ここでクロエがカインに「気を付けて」と心配の言葉を投げかけるのですが、それに対してカインは「一張羅を汚せないしな!」と軽口を叩きます。それに対してクロエが「馬鹿!」と。

クロエが心配ゆえとは言え「馬鹿」なんていうの珍しいなーカインは周りの心をひらかせる事ができる人間性なんだなーと思ってたら、そのあとにオーエンが「きみ、馬鹿なの。」と一言。つづけさまにバカバカ言われてて笑ってしまいました。カインよ…これは人徳なのか?私は泣けてくるぜ…。

このあとオーエンが「あっそう。」と2回言うのですが、このボイスが何というかめちゃくちゃ興味なさげというか、あきれてるというか…よくまあこんなテキトーな「あっそう。」がこの世にあったな、と。私が生きてきた中でベストオブ「あっそう。」ですね。(褒めてるよ!)

あっそう。

話がかみ合わない因縁コンビ【11話】

オーエンがカインに対して魔法のアドバイスをするシーン。ここの感想はちょっと考察も入るのですが、このシーンはオーエンからカインや騎士への期待みたいなものが伝わってくる気がしますね。

オーエンは「それでも騎士様なの?人形風情に舐められるなよ。」と苦言を呈します。つまり、オーエンの中での騎士像は魔女に負けない強さを持っているのでしょうね。カインは何といっても元騎士団長。騎士のトップだったわけですから、そりゃあオーエンの理想の騎士様であって然るべきなわけで。それがカッコ悪い姿を見せられたら、ちょっと悲しくなったり怒ったりはするかもしれませんね。

ただ、このオーエンは普段のカインを見てきたこともあり、カインがまだ伸びしろがあることを認めています。理想と違うからと言って、即見捨てたりはしなさそう。問題は傷の子どもオーエンの方。

子どもオーエンはカインのことを完全に「騎士様」として見ている気がします。カインではなく「理想の騎士様」という存在なので、自分の理想と離れていれば、即見捨てる。それくらい夢を見ているのかもしれませんね。そのため、このあとあの大惨事が起きたというか…。このあたりの関係性がどう変化していくのか楽しみですね。

ちなみに、ここでオーエンから靴を投げられたカインが「靴を投げることないだろ!?」とキレるのですが、このボイスが珍しく遠慮のないキレ方をしていて好きですね。母親に叱られてキレる高校生男子みたいな。(笑)

「目玉を獲られた」という圧倒的パワーワードかつ借りがあるため、オーエンに対しては遠慮なんてログアウトしたのかも。このふたりが仲良くなったら、しょっちゅう喧嘩してるような仲良しさんになるかもですねー。

大人の雰囲気が好きだ!【11話】

ここはしっかり文章にすると3000文字行くので、想いを乗せて一気にしゃべりまーす。

ムルの「知らない!」と「にゃーん」と「えっへん!」がムル節が効いてるボイスで好きだし、シャイロックの「…手を出したんです?」のノリ突っ込みボイスが好きだし、ブラッドリーの「どうする?お嬢ちゃん。」が大人の男ボイスで好きだし、ネロの「アドノディス・オムニス」ボイスが、仕掛けられて仕方ないから応戦する感じが伝わってきて好きです!!総じてここのやり取りは大人の洒落た掛け合いが聞けてめちゃくちゃ好きです!!!以上!!!!

囮を買って出る勇気【12話】

ヒースクリフ達を逃がすために殿を買って出るシノ、ミスラが大きな空間の扉を開くために時間をかせぐルチル。どちらも若い魔法使いにも関わらず、とてつもない勇気ですね。恐怖を感じながらも、自分を奮い立たせる姿は、つい応援したくなります。これは少年ジャンプの主人公が、ラスボスに立ち向かう前によく見られる現象。あれ、まほやくって少年誌だったっけ?

途中でルチルにフィガロが合流するのですが、ルチルの緊張がほぐれて声が明るくなった感じがします。安心と信頼のフィガロ先生パワーってすごいなあ。フィガロが魔法をリヴァイアサンに魔法を放ちますが、どうやら効果は薄そう。その時に「ああ、全然だめだ」というセリフが、わりとイラついてる感じのボイス。フィガロの珍しい一面が見れるので好きですねー。

ちなみに、このシーンのミスラは終始イラついてます笑。ルチルは単独で無茶するし、フィガロは北出身であることを隠してて本気出さないし、双子の絵が脇に挟まりながらわちゃわちゃしてるし…うがーヽ(`Д´)ノ!!!って感じ?

ただ、ミスラはフラストレーションが溜まると魔力が強くなるらしいので、ある意味これは最高のシチュエーションだったのかもしれませんね。ミスラちゃんうぇいうぇい♪

ころしまぁす。

賢者の文才あるナレーション【14話】

実は前編のラストに賢者が退場してからは、ナレーション的なモノはここまでありませんでした。しかし、賢者が意識を取り戻し、薔薇の窓からみんなの様子を確認できるようになってからはナレーションがつくようになりました。そのおかげで、臨場感あふれる戦闘の様子が詳細にわかるようになったのです。賢者ナビゲーションすげー。

メタ的な事を抜きにして言えば、賢者はものすごく文才があり、表現の天才なわけですよ。もういっそ本を出版すればいいんじゃないかと。元の世界に戻ったら、まほやく世界の体験記でも出版します?

道楽と切なる願い【14話】

ここは中編で一番好きなシーンかもしれない…。リヴァイアサンの前ですら正体を隠そうとするフィガロに、ミスラは棘のある言葉を吐きます。こんな時にすら、道楽につきあわせるのか、と。

これはミスラが正しいように感じますね。命のやり取りをするような場面で、そんな遊びにつき合わせるのかと。ただ、フィガロが「道楽」と表現してしまったためにミスラはあきれていますが、フィガロの中ではとても重い願いなのかも。スノウの言い分では、正体を隠すのも、かつて神と崇められて人々を助けていたことも、遊びではなく切なる想いからくるものだと。

2000年生き、神と崇められようと、フィガロには手に入らなかったものがある。もう残りの人生が幾ばくも無い、いつ命の灯が消えるかわからない自身の瀬戸際に、もしかしたら…と期待してしまう。フィガロ自身も、自分が何を求めているのか気づけていないようにみえます。しかし、漠然と感じているのでしょう。ルチルやミチル達が、自分が2000年間ずっと求めていた「何か」を与えてくれるかもしれないと。

ミスラに毒を吐かれた後、ルチルが「遊びに付き合いますよ。フィガロ先生が大好きですから。」と言葉をかけます。ルチルが気づくくらい、フィガロは相当気まずい顔をしていたのでしょうね。笑。

理由を聞かずにこの言葉を言えるルチルは、フィガロを信頼しているし、無償の愛のようなものを持っているのでしょう。こうしてみると、フィガロはもう自分の願いを叶えているようにもみえますが…それにフィガロが気づくのはいつになるやら。

このミスラが毒づく→フィガロ気まずくなる→ルチルが優しい言葉をかける、という流れが好きなんですよねー。正論を言っているのはミスラなんですけど、正論が心を救うわけではないというか。本人(ルチル)が「理由を知らなくてもいい」というのであれば、そのハッピーエンドもありなのかも?と感じさせるエピソードですね。

この後、スノウがフォローをいれるのですが、それがまた良いんだ!フィガロの心中を察して、「オズから媒介を借りた」と嘘のフォローをいれるのです。たぶんスノウはフィガロが気づいていない自身の願いにも察しがついているようにみえます。もしかしたら賢者の魔法使いの中で、一番フィガロを理解しているのは、スノウ・ホワイトなのかもしれませんね。

ガチギレヒースクリフ【15話】

シノが自分たちを逃がすために囮になったことを知ると、ヒースクリフ坊ちゃんは大変お怒りになられました。目眩がするほど。こーんなにヒースクリフが怒るのは初めてかも?ここのヒースクリフのボイスが、文面より3こくらい「!!!」が多く感じるんですよね。それくらいキレてる様子が感じられて好きです。はい。キレてるシーン好きなんです。はい。

ちなみに、今回のストーリーではヒースクリフの奇妙な傷は発症せず、黒豹になることはありませんでした。公式ファンブックには「強い恐怖を感じたときに黒豹に変身する」とあります。シノに対する怒りが臨界点を超えたため、恐怖より怒りが沸き上がり、奇妙な傷が発症しなかったのかもしれませんね。

オズを理解できる優秀な中央の魔法使い【16話】

今のグランヴェル城の状態を、幽霊船に例えてオズが説明するのですが…わたしこれ10回読んでも意味がわからなかったんですよね(笑)。アーサーちゃん優秀すぎん???つまりターリアに乗っ取られた城ごと、形のない世界に連れていかれた…ということでOK?自分でも何言っているかわからんが。

ここで乱入してくるオーレオリンに対し、オズが魔女たちが人形であることを告げます。「おまえたちが魔獣の贄だ。食われるぞ。」と。ここのオズの威厳のある声で、最終宣告を告げるようなセリフが好きなんですよねえ。おおお、と尻込みしたくなるというか。

このシーンはボイスがつく前から衝撃的なシーンではありました。なにせ、魔女たちが人間ではないと明かされるシーンなので。印象に残っているシーンに、オズの尊厳のあるボイスがついたのは嬉しいですね。

むしゃむしゃ食べられるカイン【17話】

魔女スカーレットと戦うカインとオーエン。ここで突如オーエンが子どもオーエンとなってしまいます。混乱する場にカインが待ったをかけると、スカーレットが優雅にお茶をし始めるのがめちゃくちゃ好きですねー。西の国のマイペースさは麗しさがあって…今の日本に足りないのは、この余裕では?(でーん)

スカーレットがここで見つけた趣味のいいテーブルウェアは、カナリアが見繕ったものでしょうか?だとしたら、西の魔女に褒められるなんて素敵ですね、カナリアちゃん。

そしてやってくる、1.5部最大のスプラッターシーン。カインが子どもオーエンの逆鱗に触れて、ケルベロスに食べられるシーン。いやいやいやいや、およそ女性向けコンテンツとは思えない字列。メインキャラクターが猛獣に食われるって何???どういう状況???進撃の巨人???(混乱)

このシーンは1.5部がフルボイス化すると発表があったときに、真っ先に頭に浮かんだ人も多いのでは?私もそのひとり。カインが食われるシーンにもボイスがつくと思うと、とんでもねえスプラッターボイスがついて、下手したら年齢制限かかるんじゃないかとか、要らない心配を盛大にしたわけで。笑

結果、いい塩梅の食われボイスでしたね。ああ、よかった。いやいやいや、ボイスは痛そうで「ひえー」と思いながら聞いてましたけど…。あれ、何がよかったんだこれ。なにもよくないよね、これ。あれ???(混乱)

ちなみに、フルボイス化する前にこの話が公開されたとき、だいぶSNSで話題になっていた記憶があります。「カインが子どもオーエンの気持ちを考えなかった」という意見や、逆に「カインは正論を言っていた」、「オーエンが悪い」など。

この中編が公開されてから、後編が公開されるまで時間があいたので、より議論が増したようにも感じます。そして、後編が公開されて、カインがオーエンに「おまえは悪くない」と伝えたことにより、読者の気持ちもおさまったのです。

個々の意見にそれぞれ正しさがありますから、その是非についてはここで追及しません。ただ、興味深い意見も沢山飛び交っていましたので、もし可能ならSNSでこれらの意見を検索して見るのも良いと思います。まほやく世界と現実世界がリンクする感覚を感じられると思いますよ。

空に見つけた希望【17話】

中編ラストのシーン。クロエとラスティカが城に潜入できる方法を探しているシーン。いくら良いことをしても、魔法使いだから結局嫌われてしまうのか、とクロエが落ち込んでいるときに、ラスティカが空を見上げるように言います。

どんな薄暗がりでも、クロエは光を見つけられる。なぜなら、魔法使いだから。嫌われ者の魔法使いだけれど、だからこそ風に耳を澄ませ、見えないものの影にふれ、世界に触れられる。そして光を見つけられるだろう、と。

クロエがマイナスに感じていた「魔法使い」という存在を、アッと今にプラスに変えられるラスティカ先生は、心に効く魔法が大得意ですね。クロエの声や表情がだんだんと明るくなっていく様子が好きです。クロエの明るい声は、心の底から出ているというか、身体全体で言っているような気がするというか、聞いているこっちまで嬉しくなりますね!

このシーンや、育成でも聞けるラスティカの「素晴らしい!」というボイスが大好きなんですよねえ。心から感嘆してくれているというか。ラスティカは小さな喜びであろうと強く共感してくれるので、いつの間にか喜びの大きさがでーんと膨らむんですよね。これぞ魔法。わりとマイナス思考のクロエのそばにラスティカがいてくれて、本当によかったと思います。

クロエの真っすぐな「賢者様、助けるから待っててね!」というボイスで中編は終了。物語は苛烈を極める後編へと続くのでした…。

さいごに

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

中編ということもあり、なかなかシリアスなシーンが増えてきましたね。キャラクターの奥深くにグイっと食い込むようなシーンも増えてきて、スマホを握る手に汗が滲むってもんですわ。

次回で1.5部感想は後編。ラストになる予定です。次回はキャラの深掘りや戦闘シーンが佳境を迎えますので、まき散らす萌えも多くなりそうだ!

もしお付き合いいただける方がいましたら、次回もよろしくお願いします~。

それでは、また!

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