1月からついにアニメがスタートしたまほやく!みなさんもうご覧になりましたか?今回はまほアニ第一話の感想を綴る、オタクの萌え語りでございます!
これを書いている筆者は、ゲーム版まほやくは一通りプレイ済みです。そう、まほやくのアニメは、ソシャゲがもとになっているんですね。アニメから入った方、ゲームも楽しいので、ぜひプレイしてみて下さいね~。
今回、考察は一切なし!アニメ勢の方も読めるように、できる限りネタバレもなしでお送りします。(ちょーっとだけ匂わせとかはあるかも!)だただた、興奮したオタクが叫び倒す姿を、とくとご覧ください!
それでは、レッツゴー♪
プロローグ
まず、賢者ちゃんが、ねこ婆さんのお家に向かうところから。け、け、け、賢者ちゃんが動いてる!賢者ちゃんが動いてる!服装はトレーナーにジーパン?ああ、賢者ちゃんっぽい!
ゲームでは基本的に賢者の一人称視点で進むため、ほとんど賢者の姿は描かれません。特に現代にいるときの姿は一切描かれていない為、今回が初お披露目。
まほやくゲームでは、賢者の性別を男女から選べることもあってか、女賢者でプレイすると、なかなか骨のあるガッツ女子となっています。それもあって、トレーナージーパンはとても納得。
ねこ婆さんのお家も初お披露目。めちゃくちゃ立派なお家じゃないっすか。こんな感じだったのか、ねこ婆さんの城は。
そして、賢者ちゃんが喋った~!!賢者ちゃんが喋った~!!ゲームには賢者のボイスはついていない為、アニメならではのボイスとなっています。高すぎず低すぎず、幼すぎず年かさ過ぎず、どこか一本芯のあるような声。ううーん、賢者ちゃんっぽい声!
個人的な話ですが、賢者ちゃんの声を担当している花守ゆみりさんは色んな作品で聞き馴染みのある声で、特に私が何百回も聞いたのは「原神」の煙緋!メインアタッカーとして、(トリプルクラウンやで!)ずーーーーっと一緒に旅したものですから、今回まほアニで賢者ちゃんを担当されると知ったときは小躍りしたものです!わっほーい!
まほアニでは、タフだけど繊細さも持ち合わせる賢者ちゃんに、ピッタリのボイスですね!
さて、賢者ちゃんが自宅のマンションに帰ってきたわけですが…結構いいマンション住んでるやん!オートロックついてる?女の一人暮らしですから、セキュリティはしっかりしてて欲しいよね。まあ、既にエレベーターのセキュリティがガバガバなんですけど。
様変わりしたエレベーター、突然現れた組み分け帽子(グリフィンドーーール!!!)。そして光と共に登場したミステリアスな青年。魔法使いの世界にいざなう、大切な導入部分ですね。
ここらへんの雰囲気は、ゲームとはちょっと違いますね。どちらが良いという話ではなく、特徴が違う、ということです。大きく違うのはテンポ感とBGM(劇判)でしょうか。(ちなみに、アニメとゲームでは劇判の担当が異なります。)
アニメではテンポよく会話が進み、劇判もオルゴールや弦楽器、管楽器など、必ず聞いたことのある音が旋律を担当しています。わかりやすくて導入にはとてもいいですね。
対してゲームは、主人公のモノローグがボイス無しで入ったり、この謎の青年・ムルの語りも、気持ちゆったり目です。そして劇判の旋律を、これ何の音だ?って感じの神秘的な音が奏でています。つまり、異質感が強いんですね。
これはゲームならではの雰囲気であり、これがまほやくかあ~!って感じの独特な雰囲気を作り上げてますので、ゲームをまだ未プレイの方は、ぜひ体感してみて下さい!めちゃくちゃいいから!
オープニング
さあ、きましたよオープニング!オープニング曲はゲームと同じくMiliさんが担当されています。これはきたきたきた~!って感じの、Theまほやくソングですね!いやー素晴らしい!リピ確定!超いい!!天才!!
アニメもねえ~いい!!雰囲気でてるよ~!!引き込まれるよ~!!冒頭の魔法使いのシルエットとか、百合が咲くところとか、ムルが箒をスケボー乗りしてたり、21人の魔法使いが月を背に飛ぶところとか、黒猫ちゃんが月と瞳をあわせて瞬きするところとか、いい!!繊細で可愛らしくかつちょっとダークなミステリアス感が出てて良い!!
特に箒で飛ぶシーンは、ゲームでは絵として見ることはあまりありません。スチルで箒に乗っている姿は度々見れますが、動いてはいませんから。こうして21人が箒で飛んでるのが、もう、ほんと、感動…!わたしはここで泣きました笑。
地味に感動したのが、冒頭で魔法使い達がソファーに座ってるところ。あれカメラが動くとソファーもちゃんと見える面が動いてるんですよ。細かい!こだわり!!いい!!
最後にアップで写された像ってムルですかね?ちょっとアニメ勢には匂わせになっちゃうので読み飛ばして欲しいんですけど、個人的にこのムルは22人目の仲間って感じてるんですよ。なので21人が箒で飛んでいるシーンに含まれていなくても、こうしてラストに出てきてくれたのは嬉しかったですね~!
超余談なんですが、22人目の仲間として感じている分、ゲームの第二部ラストでは大変衝撃を受けまして…w。都志見先生、極上のカタルシスをありがとうございました…ぐはっ。
賢者がまほやく世界に降り立つ
オープニングが終わり、賢者ちゃんがまほやく世界へと降り立ちました。お出迎えしてくれたのは、嫌味なおじちゃんドラモンドと、良い人オーラをまとっているクックロビン。ドラモンド様、おめめぱっちり!
そして中央の騎士たちもお出迎えしてくれました。あなたたちこんな恰好してたのね!ゲームだとモブキャラの立ち絵はないので、まさかこんな黒装束だとは思わずビックリしました。まあ、元騎士団長のカインも黒装束ではあるので、これが中央の騎士の制服なのかもしれませんね。なんだよ、ちょっとカッコイイやん。
いきなり飛ばされた賢者は、「ドッキリ!?VR体験!?RPG!?」とワタワタしますが、ここでお気づきの方もいるでしょう。賢者ちゃん、こんな状況なのによく口が回るw。賢者ちゃん、ほんと根の肝が据わってるんですよ。好きだわ~。あと、ここのドラモンド様の「悪いのは魔法使いどもだ!」の台詞がかわいい★
そしてついに登場する賢者の魔法使い、カインとヒースクリフ。いやー、カインの「晶(あきら)」ボイスが聞けましたね!ちょっとドキッとしちゃったもん!良い!ヒースもこの時はお怒りMAXだったな~声もキレてるな~懐かしい~笑。なんかSNSで「ヒースの作画が良い」って話題になってましたね。原作通り、綺麗なお顔でございます。
賢者とヒースのピンチに、颯爽と登場するシャイロック。こ、こ、こ、これは、え、エロい…!!なんだこのほとばしるエロさは!!別に脱いでいるわけでもないのに、なんなんだこのエロさは!!
シャイロックがエロいことは5年前から承知していた。だがしかし、アニメになるとこんなに威力爆発するとは!!な、なんでだ?なにが要因なんだ?ボイス?それはゲームの時点からエロかった。動き?足組んでるから?ヒースを抱き寄せたあたりから、エロさが爆発していた気がする。なんなんだこのお姉さま…ごふんごふん、お兄さまは!?
シャイロックの後頭部もすごく好きで、おくれ毛や束毛が盛りっとしてて、ゆるくまとめているのが感じられるんですよね。大変良い。これは、例のあのシーンは一体どうなってしまうんだ~!!
・・・・はあ、はあ。平常心に戻ります。
この後、カインが賢者に現状を説明したり、ヒースがファウストを助けてほしいと訴えたり、シャイロックがドラモンドと口論したりします。カインの誠実さや、ヒースの純粋さ、シャイロックの妖艶さといった、三者三葉の良い面が見られましたね。カインの誠実ながらも一生懸命な思いが伝わってきましたし、ヒースの「ありがとうございます!」も可愛かったな~。
そして賢者ちゃんが、魔法使い達についていく決断をしますが、この後明らかになるまほやく世界の世論を考えると、魔法使いを信じるのは相当リスキーな判断です。基本的に魔法使いは信用されていない世界ですから。
それも相まって、魔法使い達はとっても嬉しそうでしたね。ドラモンド様はご立腹ですが。ドラモンドに「魔法使いは性悪で尊大で身勝手だ」と罵られ、ヒースが激おこになります。ヒース、この1話だけで感情のふり幅すごくない?
魔法使い達は、この時点で仲間を半分失っています。自分たちだって死にかけました。そんな思いまでして世界を守ったのに、こんな言われ方したら、そりゃあ怒りますよね。ヒースはまっすぐにナイフのようなキレ方をするけど、シャイロックは俯瞰した視点で、半ば諭すようなキレ方をしているのが、年齢の厚みを感じますね。
ムルの登場
まだ口を閉ざさないドラモンドの前にムルが登場。ドラモンド様がドラちゅー太郎に!か、か、かわええ~!!めっちゃかわいい!!初めてドラモンド様のグッズ欲しいって思ったかも(失礼)。ていうか、服はその場に残るんですね。ちょ、元に戻るときは場所考えてね…!ドラちゅー太郎で遊んでるムルもかわいい~!
そして中央の塔から紐なしバンジーへ。賢者ちゃん、がんばれ笑。このあたりから作画がより良くなって、なんかみんなめっちゃ顔が良い。ムルの恒常SSRスチルのシーンも良かった~!今更ですが、冒頭の組み分け帽子のムルと、バンジージャンプのムルは、声優さんが一緒だなんてすごいよね~雰囲気全然違うよ。
花かけらもめっちゃきれい!きらきらの波の中で、第一話はエンディングを迎えました。
エンディング
エンディングも良かったですね~!LIP×LIPさんがエンディング曲を担当しています。はじめてLIP×LIPさんを知ったんですけど、ポップできらきらしてる青春ソング!って感じで、今までのまほやくになかった、アイスクリームソーダみたいな爽快感を感じる!途中、三拍子になるあたりは、まほやくっぽさも意識して曲作りをしてくれていますね。
あと「バットエンドにさせない」って歌詞が良いですね!ちょっと考察みたいな話になるのですが、魔法使い達には元ネタ、もといモチーフとなった文学作品があると言われています。その作品達はバットエンドを迎えたお話も多いです。
しかし、「まほやくではそうはさせないぞ!」とばかりに、モチーフの運命を蹴とばして幸せを掴もうとしている姿が描かれています。困難を乗り越えて幸せになる。これもまほやくストーリーのひとつの醍醐味ですね。なので「バットエンドにさせない」という歌詞は、まほやくの根幹を掴んだ素敵な詩だなーと感じます。
エンディングも、今までの王道まほやくっぽい曲で〆るのも勿論良いですが、個人的にはこうしてポップな新しい風を吹かせてくれるのは嬉しいです。だって、推したちの今までと違う面が見れて楽しいでしょう?
軸はしっかりと「まほやく」を貫きつつ、こうして多面的な展開も良いなーと思ったエンディングでした。
総評
さて、第一話の感想を叫び倒してきましたが、結果…良い!!
アニメ化はめちゃくちゃ嬉しいものの、ぶっちゃけ、ぶっちゃけ、ちょっとだけ心配していました。だって魔法使いが21人もいる、魔法もバンバン使う、みんな衣装複雑だから作画コストヤバイ、世界観が独特、などなど、アニメとしてクオリティを保つのが難しい作品であることはわかりきっていましたから。果たしてちゃんとアニメになるのか…?と。
で、実際アニメを見てみると、随所にこだわりが見られて、しっかり愛を込めて作って下さっているな~というのが感じられました。違和感のない程度にカメラアングルやら背景などを工夫して、制作が大変な部分を省きつつ、しっかりとキめるシーンには力を入れてたり。
作るだけでも大変だけど、このシーンはクオリティあげるぞ〜!っていう制作陣の気合が伝わってきました。キャラのアップのカットとか、めちゃくちゃ綺麗でしたね。なんかグッズで欲しいくらい。箒でなびく髪も良い感じでした。
風景などの背景も素敵でした!ゲームでも背景絵はあるのですが、一枚絵なので色んなアングルから景色を見ることはほとんどないです。今回は塔の外観や街並みなど、ゲームでは見られない景色が、丁寧・綺麗に描かれていてとっても良かったです。この先もグランヴェル城や月蝕の館など、見たい建物・景色は沢山あります。これも今後の楽しみですね!
声優さんたちのお芝居も、ゲームからより増して素敵でしたね!アニメで動きがついた分、声にも動きがのっていて、ゲームとはまた一味違った良さがありました。この先も楽しみなシーンが増えましたね~わくわく。
ただ、総じて感じたのは、どちらが良いという話ではなく、アニメとゲームでは少し雰囲気は異なりますね。アニメはまほやくらしさを継承しつつ、大衆に馴染みやすい雰囲気になっています。
ゲームは「The★まほやく」って感じの、独自の世界観に包まれています。当たり前ですがアニメとはテンポ感が違うのと、やっぱ劇判の影響が大きいかなと思います。アニメの劇判も勿論素敵です。展開にピッタリあわせて、美しい世界観を描いています。
一方、ゲームの劇伴ってめちゃくちゃ特殊だったんだなと気づきました。まず、何の楽器かわからないこともある笑。あと主旋律はほとんど単一楽器が担当していて、旋律が歌みたいにはっきりしていて劇的。これが、まほやくっぽい感じを形作っているのかもしれないなーと。
テンポ感もアニメと比べれはゆっくり目なので、一文一文噛みしめながら進めていくことになる。テキストならではの切れ味抜群のギャグが飛んできたりしますしね。そこに特殊な劇判があわさって、まほやくっぽくなる。
これはアニメとゲームの面白い違いだと思います。アニメからまほやくを知ってくれた人には、ぜひゲームを遊んでほしいなと思いますし、ゲームは好きだけどアニメはちょっと雰囲気違うかも?と感じる人も、アニメらしい良さの部分を感じてほしいなと思います。
それぞれのクリエイターが最大限愛を詰めてくれているのを感じますので、両方楽しんできたいなーと思った今日この頃です。
まだアニメは始まったばかりですが、今からあのシーンもあのシーンもあのシーンも楽しみ!ラスボス戦とかどうなっちゃうの~?おらワクワクすっぞ!!ヴォクスノク!!
ここまで異様なテンションにお付き合いいただきありがとうございました!また別の記事でお会いしましょう~!
関連動画・記事
まほやくはストーリーやキャラクターが魅力的なのはもちろん、音楽もとっても素晴らしい事は賢者のみなさまならご承知のはず。ついに念願のサントラが発売されました!(やったー!)🌙新商品のお知らせ1/2🌙魔[…]
まほやく4周年生放送ご覧になりました?旦那さん奥さん?私は見ながら画面の前で泣きましたわよホントに。何故泣いたかというと、そう!ついにまほやくアニメ化が決定しました~!!いえーい!!ドンドンパフパフ~!!ちょっと最近、感想続きで申[…]
もうすぐ、まほやくも2周年を迎えるということで、当サイトもこれまでの考察をまとめていこうと思います。各キャラクターの元ネタ・原案について、これを見ればばっちりわかる!・・・はず!レッツ☆考察棚卸し! 更新記録各キャ[…]