第二部凄かったですねえ…。今回は、特に段取りなども決めず、徒然なるままに感想を綴ろうと思います。ネタバレしかないので、第二部を最後まで読んでからお目通し下さい。絶対に。
ラスティカとクロエ
ラスティカの過去について、バッチリ明かされましたね。しんどい過去でした。アリアも可哀想だし、ザラも可哀想だし、ラスティカも可哀想。ほんとクロエが傍にいて良かったね。ラスティカは最終的には過去を思い出してはおらず、これからも花嫁探しは続きそうですね。ずっと思い出さずにいるのか、それともザラとの決着がつくタイミングで思い出すのか。まだまだラスティカからは目を離せなさそう。
ラスティカの「幸福しかしらない~」のあたりは、元ネタとなったであろう「幸福の王子」からモチーフを得ていそうなので、これは後日まとめますね。とっても良いオマージュでした。感動。
第一部のメインストーリーで、ラスティカに慰めてもらったクロエ。それが第二部ではクロエが慰める側に…これはエモい。クロエは本当に成長しましたね。第一部と第二部の間って、かなり更新期間が開いたじゃないですか。そのおかげで、いくつものイベントストーリーを通じて、キャラクターの成長を感じられたんですよね。このストーリー達が無ければ、クロエの成長に説得力が無かった。そう思えたお話でした。
ネロとブラッドリー
個人的に、想像していた関係性と真逆を走りぬいたコンビだなと。東の祝祭や2周年ストーリーなどでは、ブラッドリーがネロを相棒にすることを諦める描写が多数描かれていたんですよ。なので、このふたりは過去は胸に留め、それぞれ自立していくのかなあ…と想像していたら、まさかの約束しちゃうっていうね。しかも相棒コンビ復活しちゃうっていうね。楽しませてくれるじゃねえの…サンデーじゃねえの…!
これは将来自立するとしても、ネロが過去の「ブラッドリーの隣にいれなかった」後悔を払拭してからになるんでしょうね。面白そうじゃねの…アーン?
このふたりはカッコいい姿が沢山描かれていましたね。対アイザック戦はブラッドリーもネロもカッコよかった。特にお気に入りなのはブラッドリーの「じゃあ、なんでお前は石になるんだろうな」みたいな台詞。勝ち確決め台詞めちゃくちゃ上がりました。あにき~!アイザックに対して、売られた喧嘩を即買っちゃうヤンキーネロも面白かった。
結局、ネロがあの夜に情報を売ったのかは明かされませんでしたが、これたぶんネロが売ってないから、本人も自覚がないため話題に上がらないのかもですね。じゃあ誰が情報を売ったのかって話ですが…どうなんですかね、ノーヴァさん。
あ。フィガロちゃん、双子先生、夜道には気をつけてね。
カインとオーエン
なんかオーエンがツンデレキャラになりましたね。「き、きみの為なら殺してあげてもいいんだからね////」、「しょうがないから、媒介を貸してあげてもいいんだからね////」。まあ、オーエンの目玉というどでかい媒介を既にカインは持ってますけどね。中央の祝祭でも守ってくれたし。
今回はカインが報われて本当に良かった。ここまでのストーリーでは、カインは中央の祝祭でズタボロになり、1.5部でもぐもぐされ…という感じで戦いに勝っているイメージが無かったので、カッコいい姿を見れて良かったです。
とはいえ、先にレノックスがズタボロになっていたから活躍できた感もちょっとある。接近戦キャラが被ってるんですわ。今後、更に成長して、カインだけの特色が芽生えるといいなあと期待してます。元騎士団長だし、皆から信頼されてるし、指揮官とか似合いそうですけどね。
ルチルとミチルとミスラ
み、みちる…You怒涛の展開みせてくれるじゃねえの…。苦しんでる姿みて、私も画面の前でミスラ並みにオロオロしちゃいましたよ。無事でよかった…。まじでブラッドリーいてよかったね!!!これは今後、ミチルの描かれ方が根本から変わりそうですね。今までは力が弱いけれど困難に前向きに立ち向かっている姿が描かれていましたが、今後はどうなっちゃうんだろう…。
予言について、今まではミチルが実力で南の魔法使いを排除するとは考えていませんでした。しかし、このペースでマナ石をバクバク食べてたら、第二のオズになりかねませんね。力をつけるのは良いと思いますが、倫理観を養わないと、どっかの誰かみたいに世界征服しちゃいそう…。でも誰がそれを教えてくれるんだ…。今のところ適任者がいないんですけど…どうなっちまうんだい。
ルチルは最後の戦いで、もしかしたら「自分も強くならなくちゃ!」って感じたのかもですね。成長するとしたら治療法面でしょうか。さすがにマナ石は食べないとは思う…とはいえ、チレッタの石の事もありますから、いつか弔いで口にするかもですね。
ミスラはまだチレッタとの約束を枷だと感じていますが、前向きになりそうな兆しもちょっぴりあり一安心。チレッタがくれたふたつの贈り物に気づけるといいですね。第三部あたりで色濃く描かれそう。
ファウストとレノックスとフィガロ
フィガロちゃん…よかったね。でも弟子になったか問題は微妙に行き違いが起きてて笑っちゃいました。それだよそれ。それが400年前にもあったんだっつーの笑。第二部では、ふんだんにフィガロの心の声が描かれてましたね。ゲスな台詞が多くて誤解されやすいキャラですが、しっかり心中が語られたおかげで、ネタキャラだけではなく色に深みがでたのが素敵でした。
ファウストは今回、体張りましたねえ…。ほんとお疲れ様でした…。あとマジで律儀。フィガロに敬語使うし、ネロに戦闘経験を聞きに行くし、自分の過去を明かすし…筋を真っすぐ通さないとならない性分なんですね。フィガロとの関係はしっかり描かれたので、次はレノックスとの関係ですかね?第三部に期待。
レノックスは、2周年ストーリーでファウスト様の御身足問題により起承転結の「起」を爆してきたわけですが…続きが気になるう。ファウストがズタボロになったときに、もっと取り乱すかと思いましたが、終始武人でしたね。レノックスの修羅場経験値を舐めていた。
レノックスはいつか爆発するんじゃないかと心配しつつ期待もしているんですよね。大噴火。今後が楽しみ。
オズとアーサー
君たち実はしょっちゅう喧嘩してるよね?喧嘩というか、不器用なオズに駄々をこねるアーサー的な?第一部のメインストーリー、犬バラ、2周年、そして第二部メインストーリー。わかった。よくわかった。オズよ、はよ素直になりんさい。でも、ハグ?できたから、昔より前進はしてる!
アーサーのご先祖アレクは、魔法使いの火炙り事件を、おそらく歴史から削除したと思われます。オズの過去をアーサーが知ったとき、彼はどうするのでしょう。アーサーも歴史を変えるのか。今回、世界よりもオズを取ると明言しましたが、もしかしたら両取りするかもですね。人間と魔法使いの融和のため、オズの過去を世界に公表しない、みたいな。それはそれでアレクの再臨みたいで面白いですね。
ムルとシャイロック
私はムルを見誤っていた。最後の最後に花火を打ち上げていきましたよあの人。賢者が悲しむことをわかっていながら、欠片を飲んだわけで。あんた散々「月!あいらぶゆー!」と言いながらシャイロックを泣かせてきたのに、ここにきてシャイロックにここまで執着するの?こいつはたまげた。
でも、ムルの人間らしい感情が見れて感無量。いつか、いつかムルの書パートも来てほしい。頭の中を覗きたい。のみ込んだ欠片の量も多くなってきたので、もしかしたら人格にも少しずつ影響があるかも?最後に決め顔してたし。今回の欠片ごっくんで閾値を越えたりしてたら面白いですけどね。あの決め顔で「俺とあちらの俺、どちらが好きかな」とか言ってるムル見たくないですか?私は見たい。そしてシャイロックは卒倒する。
シャイロックの「ムルを変えたのか」問題は次回に持ち越しですね。ノーヴァに立ち向かう姿、カッコよかったなあ…。そういえばムルが攻撃を受けたのって初めてかも?ボイスはよ…!
ノーヴァとザラとアリア
ノーヴァ君は結局なんなの?元賢者なの?ゴブレットを持って行ったということは、賢者の魔法使いを召喚する気なんでしょうか。昔、魔法使いギルドを立ち上げてたみたいだし、同じようなことを再びするのかも?
ノーヴァにとっては、ザラもコマのひとつに過ぎないんでしょうね。ザラの利を考えるのであれば、オズを石にして持ち帰っていたでしょうから。なんかFFにでてきそうな魔法兵器を使うために。急にFF来たからびっくりしたわ笑。
ノーヴァがジルとそんなに仲良さそうに見えなかったのも意外でした。ジルは150年前の雨の街事件に噛んでいるとなんとなく想像していたので。でもジルさん、ちゃんと西の国の将軍してましたね。彼もまだまだ謎だらけだ…。
ラストは「私たちの!僕たちの魔法舎があ!!」って嘆きましたよ。シャイロックのバーのめちゃくちゃ加減見たときが一番心にきた。許さん、許さんぞノーヴァああああ…!!!!でも寝巻で戦ってるの、めちゃくちゃリアルで良かった。日常に突如湧いた厄災って感じがひしひしと。あれは良かった。
ザラの過去は、読んでてうわあああ…となりましたね。胸にきた。頭の中で第二部の主題歌がぐるんぐるん流れました。そりゃあ、あの歌になるわ。ていうかラスティカの財布になってたんですね。確かに、どっからお金湧いてくるのかなの思ってましたよ。まさか骨太なパトロンがいるとはな!さすがに笑ってしまった。そして、あの部屋はヤバい。
アリアは亡くなってしまったとは思いますが、アリアっぽい弱っている小鳥の姿も登場していましたね。あの小鳥はアリアなのか、もしくはリリアーナなのか。リリアーナもグレゴリーも同じ呪いにかかっていたとしたら、鳥籠に入れば人間に戻れそうですが、恨みの感情があると怪物になっちゃうんでしたっけ?それを克服して、無事に人間に戻って欲しいですね。そうすれば、ラスティカとアリアの悲劇も報われるでしょうから。
ノーヴァに関しては、400年前のアレクしかり、150年前のブラッドリー捕縛にも、もしかしたら関わっているかも。この調子だと、他の賢者の魔法使いの過去にも関わっているかもしれないですね。いつかまとめてネタ明かしされそう。これからも楽しみだぜまほやくくん!!
さいごに
取り留めなく、五月雨もびっくりするレベルで、ただただ感想を述べました。ここまで読んでくださり、ありがとうございます。まほやくはホント面白いですねえ。ストーリーが完結するまで死ねぬ。
特に〆の言葉も考えていませんでした。いやー、素晴らしかった。ではまた考察で。
まほやく4周年生放送ご覧になりました?旦那さん奥さん?私は見ながら画面の前で泣きましたわよホントに。何故泣いたかというと、そう!ついにまほやくアニメ化が決定しました~!!いえーい!!ドンドンパフパフ~!!ちょっと最近、感想続きで申[…]
先日、4周年記念サイトが公開されました。もうご覧になりました?テーマが海中ということで、今までとは違った雰囲気が感じられましたね。めっちゃお洒落~。今回は個人的に感じた事と、SNSで話題になっている事を追いながら、ゆるっと感想を綴っていき[…]
最新話(第2部15章)までを読んで、ラスティカについて、わーっと色々湧いてきたので、整理がてらメモを残しておきますね。花嫁と、童話青い鳥との関係についてです。普段の考察記事と違って、下準備をそんなにしていないので、走り書きと思ってもらえれ[…]