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名シーン・名言セレクション!合コンをしましょう!【メインストーリー第1部編】

まほやくもついに3周年を迎えました!おめでとう~いつもありがとう~!

この3年間で賢者と魔法使い達の思い出が沢山増えましたね!今回は数ある名シーンの中から、独断でいくつかチョイスし、皆さんにご紹介しようと思います。といっても、本当に沢山名シーンがありますから、記事に入りきらなかったものもいっぱいありますのでご容赦を!

ここからはネタバレしかないので、ぜひ先にメインストーリーを読んで下さいね。

それでは思い出の名シーンめぐりの旅にレッツゴー♪

10章 第3話 あたたかいご飯

トップバッターはこちら。新しく召喚された賢者の魔法使い達も含め、魔法舎に魔法使いたちが集まってしばらくした頃。ネロがリケに朝食を食べるかきくと、リケは「僕は聖なる豆と、聖なるミルクと、聖なる卵と果物しか食べれないんです。」と答えます。

それに違和感を覚えつつも、ネロはリケに温かい食事を振舞いました。それにリケは心から感激します。「こんな美味しいもの、生まれて初めて食べました。外の世界にはこんなに美味しいものがあったんですね…。」と。

聞けば、リケは長らく教団に隔離されていたにも関わらず、リケ自身がそれを不幸と感じていない様子。それにネロは静かに怒りを露にします。「人間どもは、こんな子供まで利用しようとしてんのかよ…。」

置かれていた境遇とはミスマッチなリケの心情や、ネロのご飯を食べて心から嬉しそうな様子に、何とも言えない胸が閉まる感覚を覚えた賢者も多いはず。そして無気力そうに見えるネロが熱いものを持っている事も感じられる名シーンでした。

16章 第4話 ムルとその友人

つづいてはこちら。月蝕の館で起きている怪異を調べるために、西の魔法使いたちが館を訪れたところ、突如空間が宇宙へと変わりました。そこに現れたのは、賢者が知るイタズラ好きで猫のように気まぐれなムルではなく、ナイフのように鋭い知的な眼差しをした、魂の欠片のムルでした。

そのムルと再会したシャイロック。シャイロックは魂の欠片を本体のムルに戻すと言います。それにムルは人を喰ったように、そして舞台役者のように大仰に答えます。「本当に?我が友、シャイロック。本当にきみはそんなことがしたいのかい?」

続けざまにシャイロックへ言葉を投げかけるムル。「きみは案外執着的だから、俺への愛を捨てられない。憎んだり、愛しんだり、責めたり、許したり、哀れんだり、懐かしんだりしながら。」「きみは勝てないよ。俺はきみより強くて賢いんだから。」

その言葉を最後に、怒りの沸点を超えたであろうシャイロックが、魔法でムルを苦しめます。シャイロックは言います。「私はずっとムルに怒っていますし、ずっと復讐したがっています。誰より、親しく想いながら。」

そしてシャイロックの容赦ない責め立てにより、ムルはパープルサファイアの欠片へと変わったのでした。

ここでは過去のムルの傲慢さもさることながら、シャイロックが抱く歪な愛憎が際立って見えました。魂の欠片とはいえ、友人を容赦なく痛めつける姿に「まじか!」となった賢者も多いはず。しかもそのあとに、本体のムルを撫でながら「私も(好き)ですよ。」と話しているのだから、さらに「まじか…!」となった賢者も多いはず。

一言では表せない、何百年も積もった愛憎が垣間見えた名シーン(?)でした。

17章 第5話 ラスティカの願い

ニコラスがバルコニーから飛び降りた事件をきっかけに、賢者の魔法使い達は城の人々から嫌悪されるようになってしまいました。クロエもその例に漏れず、パーティーで仲良くなった友人に贈ったスカーフを返されてしまいます。

はらはらと涙を流すクロエは、自分は都合のいい想像ばかりしていたと語ります。友人がスカーフを身に着けて挨拶しに来てくれるのではないか。友人の家族や友達にも、作ってとねだられるのではないか。そんな寝る前にする空想みたいな想像を。

自分が刺繍したスカーフは、そんな上等なものじゃないと卑下するクロエに、ラスティカは優しく語りかけます。「ありふれた高級なものよりも、きみにしか作れないものの方が特別だよ。」「少し破れているけれど、安心して。僕には裁縫が得意な友人がいるんだ。あの子はきっと、上手に直してくれる。この青い鳥は何度だって自由に羽ばたいていくよ。」「僕の方こそ、ありがとう。泣かないで…。笑って、クロエ。」

クロエのように、浮かれた想像をすることも、そして自分に自信を無くす事も、どんな人にもあたりまえのように日々溢れています。そのありふれた等身大の切なる言葉に、そしてはらはらと零れる涙に、思わずもらい泣きした賢者も多いはず。

そしてラスティカがクロエを元気づけようとする言葉のひとつひとつがとても身に染みわたるのです。涙なみだの感動的名シーンでした。

18章 第3話 ルチルの気持ち

ニコラスが飛び降りた事件により、オーエンを始めとした賢者の魔法使い達の疑いが強まり、賢者たちは城を追い出されてしまいました。

その帰り道で、魔法使いたちは各々の気持ちを吐露します。北の魔法使いが悪い。なぜ協力しあわなければいけないのか。魔法舎を離れたい。誰かと一緒にいる生き方は選べない。

バラバラになっていく魔法使いたちの心を前に、ルチルは静かに語ります。「たくさんの考え方があって、違う人がいて、別々の方向に向かってる。」「他人に一歩も譲らずに押し合って、すれ違う人を睨みつけても、道が広くなるわけじゃない…。」「みんなが笑って、自由に歩けるように、あの道を広くして…。私たちの心の中の道を広くしていけば、私たちは一緒に、いられるんじゃないでしょうか。」

この言葉に、誰も肯定も否定もしませんでした。空を飛ぶ賢者達を追いかけて、子どもたちが手を振りながら追いかけてきます。ムルが魔法であふれさせた花びらに、子どもたちははしゃいだ笑い声をあげます。それにムルは礼儀正しく呟きます。「どういたしまして。」と。

このシーンでは、魔法使いたちの本音を聞くことができます。それぞれの主張に筋があり、もうどうすることもできないと思われた中で、ルチルの言葉がかすかな希望のように光りました。

この後、賢者は魔法使いたちと、ほんの小さな信頼を築きたい。友達になりたいと願うようになります。賢者の意思の方向性が定まったシーンですね。まほやくにおいて、ひとつの大きな柱である「絆」を語る上で、非常に重要な名シーンでした。

18章 第6話 夢見た世界

魔法舎を去ろうとするファウストを止めに来たフィガロ。過去にフィガロに裏切られたと感じているファウストは彼を毛嫌いします。そんなファウストに、フィガロは何て事のないように言うのです。「俺はたぶん、近いうちに死ぬんだ。」

突然の告白を信じられないファウスト。信じられないのか、信じたくないのか。ファウストの揺れる心が垣間見えるシーンです。フィガロの「自分は死ぬ」という宣言に、度肝を抜かれた賢者も多いはず。

ちなみにイベスト「ひまわりのエチュード」を読んだ後に再度このシーンを見返すと、更に心に染みるものがあります。まだ未読の方は是非イベストも読んでみてね。

20章 第7話 ミスラの約束

ミスラから月の石をお腹に隠した男の子を守るために、箒で空を逃げるルチル。しかしミスラの攻撃で、右腕が焦げるほどの大怪我を負ってしまいます。もうこれまでかと思われたその時、ルチルを庇うように、もうひとりのミスラが現れたのです。「あなたは俺が守ります。」

このシーンでは、ミスラがまるでピンチに駆けつけるスーパーヒーローですね。文句なしにカッコいい名シーンです。この後ルチルと口論になりますけども…。

21章 第7話 運命を共に

最後にご紹介する名シーンがこちら。トビカゲリに執拗に追われてピンチに陥っているアーサー。オズはアーサーを助けたいものの、夜は魔法が使えません。しかし、オズは諦めませんでした。「運命を共にしてもらうぞ。」

賢者を抱き上げ、なんとバルコニーから飛び降りたのです。「力を授けろ、賢者。おまえは私たちを導くもの。私を信じろ。私もおまえを信じている。」その気持ちに賢者も応えたいと願います。

賢者は前にも同じことを願っていました。ほんの小さな、信頼を築きたい。この世界と。この世界に生きる人たちと。そして、自分自身と。賢者がそう願うと、オズの手元に杖が現れました。魔法が使えるようになったのです。

夜空を急上昇していくオズと賢者。そしてオズは高らかに叫びます。「ヴォクスノク!」地上から天に逆さまにいくつも稲妻が走ります。まさに世界最強の力。

逃げ惑うトビカゲリに向けて、オズが好戦的に口端を上げます。「私から逃げられると思うな。」「ヴォクスノク!」オズが高く杖を掲げた瞬間、崩れていた中央の塔があっという間に積み上がり、トビカゲリを串刺しにしたのです。

こうして、オズの圧倒的な力により、トビカゲリを倒すことができたのでした。

このシーンまでは、「オズって世界最強と言われているけど本当なのか~?」と感じていた賢者もいたかもしれません。この時点で戦闘シーンはまだしっかりと描かれていませんでしたし、夜は魔法が使えません。

しかし、圧倒的な力を見せつけられ、「オズかっけえええ!」となった賢者もいるはず。私がそうでした。いやーカッコいいですね、オズ。

メインストーリーの中盤で、オズはヴィンセントから中央の塔の修復を依頼されていました。しかし、厄災の傷により魔法が使えず、塔を直すことができなかったのです。

このシーンでは塔の修復を一瞬でやり遂げ、しかもトビカゲリも倒すという二兎追って二兎GETするという凄まじさ。オズの世界最強っぷりが堪能できた名シーンでした。

番外編 7章 第6話 合コン

こちらはおまけ。新しい賢者の魔法使い達が召喚され、アーサーが賢者と談笑していた時。アーサーがこう提案しました。「合コンをしませんか?」いきなりパリピのようなことを言い出す王子様に、耳を疑う賢者。「合コンとは出会いを祝福する宴です。今夜にとてもふさわしいと思いませんか?」

前の賢者がうまいことアーサーに「合コン」を教えたものだから、訂正しづらい賢者。あれよあれよと話が進み、合コンが開かれることになったのでした。

後々、色々なリアルイベントでいじられることになる「合コン」というキーワードが爆誕した瞬間ですね。きらっきらの純粋な瞳で「賢者様は合コンはお好きですか?」と聞いてきたアーサーが眩しい。合コンの日という祝日を作ろうとしたアーサーが眩しい。

まほやくでは楽しいシーンが沢山ありますが、最も有名かもしれないユーモア名シーンでした。

さいごに

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。あなたの好きなシーンはありましたか?冒頭でも述べましたが、もう、本当に名シーンが沢山あるので、載せきれなかったシーンにもぜひ思いを馳せてみて下さいね。

え、そういえば前に名シーンを読者さんに募集していなかったかって?もろもろの事情というか、お察しの方もいらっしゃると思いますが、参加者0により私のチョイスになりました!笑ってください!いやー企画は難しいですね…力不足で失礼しました!笑

今回はメインストーリーを振り返っていきましたが、1.5部やイベントストーリーの名シーン記事も作成する予定です。もし載せたい名シーンがあればコメントしてみて下さい。もしかしたら載せさせていただくかもしれないです。

それではまた次回お会いしましょう!

SeeYou!

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