前回はフィガロの2000年にわたる人生、もといフィガロ史をなぞっていきました。いやー、重かった…。
頼りがいのある優しい南の魔法使いのお兄さん☆と見せかけて、実は冷酷な北の魔法使いらしい一面も持っているフィガロ。飄々としていて内心何を考えているのかわかりづらい人物でしたが、第2部メインストーリーではフィガロの心中が伺えましたね。[…]
今回はそのフィガロ史から浮かび上がったチェックポイントを元に、フィガロの深層心理に迫って行きたいと思います!
色々と考えてみますが、あくまで個人のイメージです。各々、独自に持っているフィガロ像があると思うので、「こんな捉え方もあるんだな~」と楽しんでいただけると幸いです。
ここからはネタバレが含まれますのでご注意を!
それではレッツゴー♪
フィガロのチェックポイント
まずは前回のフィガロ史から浮かび上がったチェックポイントをおさらいしておきます。それがこちら。
- 世の管理者であるため、危険因子を放っておけない
- 自分が傷つかないようにしか愛せない
- 本音を言えない
- ミチルに元北の魔法使いであることを隠している
ワールドワイドな視点から、メロドラマ的なお悩みまでと、ラインナップが幅広いですね。どうしてこうなった。ではチェックポイントに沿ってフィガロについて考えてみましょう。
世の管理者
厄介ごとを抱え込みに行くフィガロ
まずはワールドワイドな視点からフィガロを探っていきましょう。なぜフィガロは自身を「世の管理者」と自覚しているのか、という点ですね。第2部でフィガロは自身についてこう語っています。
大衆の安全の前に、危険な個人は排除されるべきなのか。それとも、危険な命にも、平等に自由を与えるべきなのか。何より……。俺はいつまで、この世の管理者でいるつもりだ?
メインストーリー第2部 第13章 第10話「答えの見えない問い」より
「大衆の安全の前に、危険な個人は排除されるべきなのか」というのは、オズやミチルのことも含まれます。オズはもう立派に成長(?)したので、手の施しようがありませんが、ミチルは別です。
ミチルは「南の魔法使いを滅ぼす」という予言がされており、いざという時はフィガロが手を下すことも覚悟しているようです。フィガロは厄介ごとを自分で処理しようと考えているため、オズを石にしよう、ミチルを産まない方が良い、という発言が出てしまうんですね。人でなしに見えちゃうエピソードの数々よ…。
が、よく考えてみて下さい。どうしてフィガロがここまで責任を背負う必要があるのでしょう?オズにしてもミチルにしても、フィガロが対処する義理はなく、関わらなければ「石にしよう」なんて発言は出てこないわけです。
そうまでしてフィガロが自ら厄介ごとを抱え込むのは、今回のテーマである「世の管理者」であるとフィガロが自覚しているからですね。管理者なのだから、厄介ごとを処理するのは自分だろう、という感覚でしょうか。それでは、なぜ世の管理者という自覚が生まれたのでしょうか?
神のように崇められていた魔法使い
フィガロが生まれたのは2000年程前。当時の環境をホワイトはこう語っています。
フィガロは子供の頃から、大人のような子供じゃったがの。太古の昔、魔法使いはまるで、神のように人に頼られておったからの。子供のうちから大人を庇護しておったんじゃろ。妙に達観した、物分かりのいい子じゃった。恐ろしくて強い魔法使いではあるが、フィガロは昔から人助けは好きじゃった。我らには暇つぶしにしか見えんかったがの。
他にも、魔法使いが神のように崇められていた形跡が残されています。南の国の宮殿には、魔法使いが人間を助けている姿を描いた壁画が見つかりました。この魔法使いがフィガロではないか、というエピソードが描かれたんですね。
現代でもフィガロが頼られている姿がみられ、イベントストーリー「泡沫の夜のまほうにかけられて」では、魔法使いたちに頼られている姿が描かれています。
子供の頃から神のように頼られ続けていたので、自ずと管理者としての自覚が育まれたのでしょう。その自覚故、オズやミチルに対しても、自らが対処しようと動いているのでしょうね。
記憶の操作
ちょっと話は逸れますが、フィガロが神のような振る舞いを見せる瞬間があります。それが思考の支配や記憶の操作です。
フィガロの嫌うことのひとつとして、計画が狂うこと、とあります。これはフィガロの言うことをきく人に囲まれたため、全て自分の思い通りに生きてきた証でしょう。思い通りにいかない人が現れても、魔法で思考を操る。まさに神の如くな所業ですね。
しかし、記憶の操作をすることは、どこかフィガロにとっても思うところがあるようです。ムルに「もしミチル達に北の魔法使いであることを知られても、記憶を操作すればいいのでは?」と問われたとき、こう返答しています。
他のやつらには飽きるほどしてきたよ。そのたびに、俺との関係が安っぽい偽物みたいになっていったんだ。……あの子たちにはしたくない。あの子たちとの関係は、偽物にしたくないんだ。
イベントストーリー「泡沫の夜のまほうにかけられて」 8話より
普段、おちゃらけて本音を言えないフィガロの、貴重な心の声を聞いた気がしますね。ちなみにメインストーリー第2部で、シノの記憶を操作している描写がありますが、後ほどちゃんと記憶が戻るみたいなので、まあセーフ?
揉め事など非効率さが嫌いで、魔法で何とかする悪癖が出たワンシーンですね。後でシノめちゃくちゃ怒りそうですけど…。もし記憶の操作を、自らのポリシーを大切にしているシャイロックなんかにしてしまったら…考えるのも恐ろしい。
話を戻しますが、フィガロは大昔から人々に神のごとく頼られて生きてきたため、自然と世の管理者である自覚が芽生えたのでしょう。その自覚故、オズを石にしよう、ミチルを産まない方が良い、といった非情な考えに至るのです。
とはいえ、別に非情さだけではなく、オズやミチルに対しての愛情もきちんとあります。そのあたりは前編の考察を読んでみて下さいね。
傷つかないようにしか愛せない
きっかけとなった故郷との別れ
お次のテーマはこちら。「自分が傷つかないようにしか愛せない」というチェックポイントについて考えてみます。どうしてそうなったの?という話ですね。
現状、このチェックポイントについては、私が個人的に感じていることであり、第三者視点からみた状態です。ではフィガロ自身がどう感じているかというと、こんな感じ。
都合よく、思いの丈を話して、後を引かずに、さっと手が切れる。そういう関係が好きだ。でもなあ…そういう気軽なものを選びすぎて、今、あまり、残ってないからな。かけがえのない、俺だけのもの。
メインストーリー第2部 第13章 第1話「フィガロの書」より
何かに執着できない質だということは自覚しているみたいですね。なぜこうなったのかというと、発端はおそらく、故郷の村が雪崩で滅びた事でしょう。
故郷の村が雪崩で滅びたんだよ。俺だけ助かったんだ。魔法使いだったから。故郷が真っ白い雪に沈む前から、そんな気はしていたんだ。人はあまりに、弱くて、儚いから。いつか、ひとり、生き残る予感がしていた。流れる時間に、俺だけが、置き去りにされるんだろうってね。
フィガロ親愛ストーリー「迷子の大人」4話より
フィガロが子供の頃、故郷の村は雪崩に飲み込まれ、フィガロだけが助かりました。前編でも述べましたが、これがフィガロにとって初めての別れとなったのでしょう。いくら人に頼られ大人びていたとはいえ、まだ子供です。酷く悲しかった事でしょう。この後、何百年と生きていくうちに、何度も出会いと別れを繰り返していきますが、その都度傷つき、悲しんでいる様が伺えます。
傷つくということは、それだけ相手や場所に期待しているということ。本当は寂しがりやだと、親代わりのスノウも話していますしね。周りへの関心が薄いように見えて、実は愛情深く、傷つきやすいのかもしれません。
けれど、数ある別れに毎回傷ついていては、とても心が持ちません。傷つかないように、サッと立ち去る。そういった生き方を、フィガロは選んだのでしょう。
ファウストとの別れ
この「自分が傷つかないようにしか愛せない」という性格にブーストがかかったと思われるのが、ファウストとの一件です。400年ほど前、フィガロがどういった心境でファウストと過ごしていたのか振り返ってみますね。
志が無ければ、空しいだけ。王座に座る人物を入れ替えたって、世界中の半分を焼き尽くしたって、訳知り顔の有象無象に愛されたって…。だらだら、無為に、怠惰に、生きながらえる人生の、暇つぶしのひとつにしかならない。
だから、この子を育てよう、それこそが俺の天命なんだと、思えたときは嬉しかった。俺の人生に意味が…。楽しみができたって。
メインストーリー第2部 第13章 第3話「天命を見つけた時」より
ある時、世界を変えようとする志の若い魔法使いに出会うんだ。嬉しかったよ。このために生きてきたんだと思った。俺の知るすべてを彼に残そうとした。そうして、一緒に世界を変えて、一緒に世界を見守っていくんだと。
イベントストーリー「哀愁のひまわりのエチュード」9話より
こうしてみると、わりと全力でファウストを大切にしていたように感じますね。フィガロはファウストと1年ほど修行したのち、革命軍と合流しました。合流時にアレクと再会するまでは、「ファウストと生きていくぞ!」と、ふんだんに愛情を注いでいたわけですね。
つまり、この時点では「自分が傷つかないようにしか愛せない」という性格は見えなかったように感じます。しかし、ファウストとアレクの関係をいざ目の当たりにすると、「ファウストには自分以外の大切な奴がいたー!!」とショックを受け、革命軍から離脱。まさにこれ以上傷つく前に離脱したのです。
もしもファウストにアレクという大切な存在がいなかった場合、フィガロはこのままファウストに真っすぐ愛情を注ぎ、「自分が傷つかないようにしか愛せない」なんて事にはならなかったのかもしれません。…いや、どうかな。レノックスもいるしな…。
このファウストとの一件で、誰かを全力で愛することに、更に臆病になったのかもしれませんね。
本音を言えない
「自分が傷つかないようにしか愛せない」というチェックポイントと地続きで考えたいのが、「本音を言えない」というチェックポイント。ここで言う本音とは、字面通りとは少し違う定義となります。
自分の考えを包み隠さずに伝える、という意味合いでは、わりとフィガロは正直に相手に伝えています。先ほど触れたファウストの件でも、「一緒に生きていくと思った」などとファウストに伝えています。けっこうぶっちゃけてますよね。
ここでの本音とは、結果だけ先に述べると、「相手に自分を愛してほしいと伝えられない」という事です。
ファウストの元からフィガロが離れる時、フィガロは何も告げずにさっと立ち去りました。この時、もしも「アレクではなく、自分を真っすぐに見てほしい」とファウストに伝えたとしたら、今とはだいぶ異なる関係になっていたのではないでしょうか。
他にも、レノックスに、なぜ革命軍を離れたのか聞かれたときにはこう答えています。
(レノックスの台詞)戦線を離脱したきっかけの話です。弟子にして、可愛がって、志を叶えてやろうと思っていたら…。ファウスト様がアレクアレクで、アレク様と革命に夢中で、なんだか興が覚めてしまったと。
イベントストーリー「雨宿りのカエルのエチュード」5話より
こんな茶化した物言いではなく、「自分だけを見てくれなくて寂しかった」と話していれば、相手に誤解を与えずにすみます。こうしてみると、自分を愛してほしいという願いを、相手に伝えるのが苦手みたいですね。
ただ、これを伝えられないのは、恥ずかしさというよりも、そもそも「愛とは何か」を理解できていない事が大きな要因だと思われます。
(ホワイトの台詞)いざ情が芽生えても、己の心をなかなか信用できぬのじゃ。本当は寂しがり屋の優しい子なのにのう。
(スノウの台詞)ただの贅沢に慣れた愚か者じゃ。どの時代どの場所でも愛され頼られて、愛の価値がわからなくなってしもうたんじゃろ。
イベントストーリー「雨宿りのカエルのエチュード」7話
俺はいつまで、この世の管理者でいるつもりだ?愛や幸福の意味も、さだかではないのに。
メインストーリー第2部 第13章 第10話「答えの見えない問い」
フィガロは親愛ストーリーで、愛が好きと話していますが、そもそも愛がよくわかっていない様子。そのため、自分が何が欲しいのか、かつてファウストにどうして欲しかったのかがわからず、何も伝えられずに立ち去ったのかな、と個人的には感じました。
この愛を求めてふらふら状態を、親愛ストーリーでは迷子と表現されています。
(オズの台詞)世界を彷徨いながら、長い間、探し続けているのかもしれない。…足を降ろして、留まれる枝を。留まり方を知らないまま。
親愛ストーリー「迷子の大人」 8話
こういった経緯をふまえて、もう一度チェックポイントを振り返ってみると、本音を言えない=相手に自分を愛してほしいと伝えられない。何故なら愛がよくわからないから。という方程式が成り立つのかもしれませんね。
ミチルに元北の魔法使いであることを隠している
さて、ここまでの話で
- 自分が傷つかないようにしか愛せない
- 本音を言えない
といったチェックポイントについて考えてみましたが、この2つを総括し、現在進行形で起きている問題が、「ミチルに元北の魔法使いであることを隠している」という事です。本音を言えない、という性分の究極形態ですね。ここでは何故隠しているのか、今後どういった展開になるのかを考えてみます。
なぜ元北の魔法使いであることを隠しているのか
イベントストーリーで、ずばりムルに、なぜ元北の魔法使いであることを隠しているのか、問われたことがあります。
(ムル)フィガロって、ひとつの穴もない舞台役者みたい。観客が拍手してくれるように、観客に合わせて見事な演技をお披露目!それって楽しい?いつか本当の自分がいなくなっちゃったりしない?
(フィガロ)はは、ずいぶんな言われようだね。そもそも、俺は別に自分を誰にも見せないようにしているわけじゃない。だって北の国で生まれた俺も、南の国で暮らしている優しい俺も、全部本当の俺だから。
(ムル)それなら、嘘をつくのはどうして?フィガロは嘘が好きなの?それとも、フィガロのことが嫌いなの?
(フィガロ)俺は俺が好きだよ。だけど、俺をやり続けると、たまに疲れてくるんだ。俺を見上げる尊敬や畏怖の眼差しはぞくぞくするけど、そればかり見ていても飽きるんだよ。俺に困ったり、叱ってくれるような気を抜いたやり取りができる場所が欲しくなるんだ。…わかったかい、ムル?
(ムル)わかった!そういうことにしたいんだね!けど、それって魂がバラバラに砕けてるみたい!
イベントストーリー「泡沫の夜のまほうにかけられて」 8話より
フィガロの言い分としては、ミチルの前では、威厳があって周りから畏怖の目で見られる北バージョンの自分ではなく、たまに年下から叱られるような南バージョンの自分でありたい、という事みたいですね。
先のファウストとの一件と同じように、ある程度は本心を述べているように感じます。が、ムルは「そういうことにしたいんだね!」と一蹴しています。それがフィガロの本心だとは思っていない様子。では、これが本心でないとしたら、なぜ北の魔法使いであることを隠すのか。
浅い意味では、概ねフィガロの言う通りだと思います。が、おそらくこれはレノックス風に言えば本音の欠片。ムル風に言えば魂の欠片とでも言えばいいでしょうか。深い本音をひとことでまとめるのであれば、「愛されたい」に尽きると思います。
愛されたいけれど、自分の出身を知られれば嫌われてしまうかもしれない。だから舞台役者のように、完璧に振舞う。…という事を、おそらく無意識にやっているのでしょう。「愛されたい」とハッキリ自覚出来ていないため、肝心な言葉が出てこない。
自分が傷つくのを恐れている事に気づいていないため、本音を言いたくても、本音に気づかない状態。あるいは気づいていても言えない状態みたいですね。
ルチルとミチルに愛されたい。この願いを自覚すること、そして既に愛されていることを理解することが、今後、南兄弟との関係を進める課題になるのではないでしょうか。
にしても、イベントストーリーでフィガロにガンガン質問していたムル。そのスーパーエキセントリックインタビューで双子は大喧嘩し、別のイベストでもオズをガチギレさせるのですが、懲りるということを知らんのか。笑
ミチルという枝を手折るのか
フィガロは今まで、オズを石にしようと言ったり、ミチルを産まないように進言したりと、合理的な部分が垣間見えました。が、今のところそれは行っておらず、何だかんだ優しい人という印象もあります。
しかし、それはたまたま結果が良かっただけであり、病の沼の毒鳥しかり、危険因子であると判断したものは容赦なく排除しています。合理主義、というやつですね。イベントストーリー「診療所のラプソディ」においても、異変を鎮めるために自分の診療所を諦めようとします。
そんなフィガロですが、すでに抱えている危険因子がひとり。それがミチルです。ミチルはスノウ・ホワイトに「南の魔法使いを全滅させる」と予言されており、作中トップクラスの伏線爆弾なわけです。
ミチルに何が起きるか、もしくはミチルが何をするのか、具体的には何一つわかってはいませんが、もしもいざその時がきたら、フィガロはどうするのか。今までのフィガロであれば、合理主義に則ってミチルを石にするでしょう。第2部でも、その覚悟が垣間見えました。フィガロ風に言えば「病んだ枝を手折る」ということですね。
しかし、もしもその前に、愛に気づくことができたら。フィガロは病んだ枝を手折るのではなく、治癒する道を選ぶのかもしれません。ミチルなら、きっとフィガロの手を繋いでいてくれるでしょうから。
フィガロの深層心理まとめ
それでは最後に、ここまでの考察内容をまとめておきましょう!
- 世の管理者であるため、危険因子を放っておけない
→子供の頃から神のように頼られて生きてきたため、管理者としての自覚が生まれた。
- 自分が傷つかないようにしか愛せない
→故郷を雪崩で無くした事を発端に、傷つくことを恐れるようになった
- 本音を言えない
→自分が欲しいもの(愛)がわからないため、本音を伝えられない
- ミチルに元北の魔法使いであることを隠している
→愛されたい。愛を自覚したら、ミチルを石にしないかもしれない。
さいごに
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
お楽しみいただけましたか?
フィガロについて考えている内にふと思ったのが、わりとフィガロの悩みって現代の私たちと変わらないんだなーと感じました。「愛されたい!」と大声で公言できる人なんて珍しいですし、傷つく前にさっと立ち去る事も、現代に生きている私たちにも珍しくないですよね。
ここまでつらつらと語りましたが、あくまで個人の考えになりますので、ぜひストーリーを読み、あなたなりのフィガロ像を描いてみて下さい。きっと沼にハマることでしょう。ポッシデオ。
それではまた次回お会いしましょう!
See You!
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