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まほやく革命軍まとめ!「ファウスト&レノックス」元主従の関係は第二部で変化するのか?400年前から歴史を遡る!

革命軍で主従として共に戦ってきたファウストとレノックス。ふたりの関係を400年前から遡り、時系列に沿って振り返っていきます。そして、なぜアレクが乱心したのか…その真相にも迫っていきます。

ここからはネタバレが含まれますのでご注意を!

それではレッツゴー♪

更新記録

初版発行(2021/07/11)

第2部2章までの内容をふまえて、全体的にリライトしました。(2022/04/22)

ファウストのプロフィール

名前:ファウスト・ラウィーニア

身長:174cm

年齢:約400歳

誕生日:1/13

魔道具:鏡

紋章の位置:左肩の後ろ

聖人ファウスト

ファウストはかつて革命軍として戦い、中央の国の建国に貢献した聖人として世界に知られています。ファウストを讃える国の祝日があったり、聖堂が建てられたりと、中央の国にとって偉大な聖人なのです。

しかし、それは歪められた歴史によって作られた栄光です。実際はファウストは親友である初代国王アレクに火炙りの刑に処され、そのまま姿を消しました。ファウストを火炙りにした歴史は、公には消去されています。知るのは当時を生きていたファウストやレノックスといった魔法使いのみ。そうとは知らず、国の人々は彼を崇め、敬愛しているのです。

アレクに信じてもらえずに裏切られたという悲しい過去。これが今のファウストを形作る大きなターニングポイントとなります。

レノックスのプロフィール

名前:レノックス・ラム

身長:190cm

年齢:約400歳(ファウストよりちょっと上)

誕生日:5/16

魔道具:鍵

紋章の位置:うなじ

ファウストの従者レノックス

レノックスはかつてファウストの従者として革命軍で戦っていました。火炙りの刑の事件が起きた後は、姿をくらませたファウストを探して永い旅にでていました。しかし何百年も探したもののファウストは見つかりません。それを見かねたフィガロは南の国で羊飼いになるよう提案します。疲弊していたこともあり、レノックスはそれを受け入れ、南の国に腰を落ちつけたのです。

その後、賢者の魔法使いとしてファウストと再会。レノックスは数々の後悔を払拭するために、今度こそファウストを守ることを願うのでした。

革命軍時代の時系列

さて、戦乱の時代に出会ったファウストとレノックスですが、このふたりの歩んできた時系列が頭の中でごちゃっとしている人も多いのでは?私もそのひとりですので、ここに記しながら整理していきたいと思います。歴史の勉強じゃ!

戦乱の時代の始まり

そもそも、なぜ戦乱の時代が始まったかというと、オズが世界征服を実行していた半ば、スノウ・ホワイトの大喧嘩を起因として心境に変化があり、それを放棄。オズという絶対的な支配者がいなくなった世界は、権力争いへと発展していきました。

幼馴染のアレクとファウスト

戦乱の時代に生まれたアレクとファウストは同じ村に住む幼馴染でした。アレクは人間で、ファウストは魔法使い。アレクはファウストが魔法使いだと知っていましたが、それを口外することはありませんでした。

アレクは正義感が強く、カリスマ性のある人物です。魔法使いと人間が手を組めば、支配者から平和な暮らしを守れると信じており、その思想に感化されたのでしょう、ファウストもアレクに協力し、支配者を倒したのです。

そして彼らは仲間を集めはじめました。中央の国に平和を取り戻すために。

炭鉱夫から戦士となったレノックス

レノックスが住んでいたところも例にもれず、支配者が弱者を支配している状態。レノックスを含め、人々は炭鉱で過酷な労働を課せられていました。その炭鉱で反乱がおき、レノックス達は支配者を倒します。

その後、アレクとファウストが仲間を集めている噂を聞いていたレノックスは、反乱で生き残った仲間と共にアレクの軍に加わります。アレクが人間を、ファウストが魔法使いを率いていたため、レノックスはファウスト付きの従者となりました。

レノックスははじめ、ファウストを若気の至りで革命を起こした危ない人と想像していましたが、実際に会うと生真面目だけれども周りの話に耳を傾ける柔軟さがある人だったと語っています。

対してファウストは、レノックスが自分より年上であることも受け、兄のように感じていたこともあったが、レノックスがずっと敬語なのでいつのまにか部下のように接するようになったと語っています。なんだかその様子が目に浮かびますね。

そして、ふたりとも当時は今よりシャッキリしていたり、覇気があったとか。戦乱の時代ということもあり、今とはだいぶ印象も違うのでしょうね。そして、いくつもの戦いを潜り抜けるうちに、ふたりの間に強い信頼関係が築かれていったのでしょう。

当時の感情の機微は、実はまだそんなにストーリーでは描かれていません。けれど、この時点でレノックスは命に代えてもファウストを守り抜く意思があったのでしょう。強い忠誠心が会話から読み取れます。

ファウストの師 フィガロ

戦いの最中、ファウストはフィガロの家を尋ね師事を乞います。ファウストは魔法を独学で扱っていたため、そしてアレクのために強くなりたかったため、師が欲しかったのです。フィガロもファウストを弟子に迎え、1年程共に暮らしながら魔法を教えました。

その後、フィガロはファウストと共に革命軍に合流しました。しかし、最後の戦いの前にフィガロは革命軍から離脱。理由はまあ…あるっちゃあるのですがそれはここでは省略。(このふたりの関係は別の記事で考察する予定。)ファウストはなぜフィガロがいなくなったのかわからず困惑しますが、そのまま最後の戦いに臨みます。

グランヴェル王朝 初代国王アレクの誕生

最後の戦いの勝利し、革命を成し遂げたアレクは、グランヴェル王朝、初代国王となります。(ちなみに、グランヴェル王朝の前の国家は既に崩壊していました。)

これにてハッピーエンド、と思いきや、ここでとんでもない事件が起きます。

国王アレクによる、ファウスト含めた魔法使い達の、火炙りの刑です。

処刑の丘

ファウストは捕まり、牢獄に閉じ込められます。火炙りの刑に処されるためです。そこに、牢の鍵をもったレノックスが駆けつけました。ファウストを助け出すためです。しかし、ファウストはその申し出を断りました。

アレクが自分を殺すわけがない。ここで逃げたら、アレクの信用を失うことになる、と。

それをきいたレノックスは、ファウストを牢から逃がさず、そのまま引き下がります。ファウストの意思が強かったのでしょう。

しかし、ファウストの決意は踏みにじられ、彼は火炙りにされました。今のグランヴェル城からほど近い、丘の上。そこで磔にされ、それでも最後までアレクを信じ、そして火がつけられました。

ファウストはレノックスに救出され、共に小屋に隠れました。しかし、ファウストは黙って姿を消してしまいます。レノックスはファウストが自分といて少しでも心安らいでいたのであれば、自分の前から姿を消すことはなかった。自分の至らなさにより、ファウストの心を癒すことができなかった事を後悔しています。

魔法使いたちが火炙りの刑に処されたことは公の歴史からは削除されています。知っているのは、当時を生きていた魔法使いのみ。こうして「初代国王アレクが、聖人ファウストと協力し、中央の国を建国した」という輝かしい歴史が刻まれたのです。

火炙りの刑の後

火炙りの刑の後、ファウストとレノックスはお互いにバラバラになりました。ファウストはひとりになりたいため東の国の嵐の谷で隠れ住み、レノックスはファウストを探す旅にでます。

レノックスは自身の心中をこう語っています。ファウストが幸福であるか、ひと目確認したかった。そして、探す事が自分の誠意であると。数ある後悔に対し、自分なりの誠意を示そうとした結果が、永い旅となったのでしょう。

対してファウストは、自分を裏切ったアレクを、ひいては魔法使いを裏切った人間を強く恨むようになりました。裏切ったもの全てを呪ってやるために呪術を学び、それが功を奏してというべきか悩みますが、ファウストは呪い屋となったのです。

革命軍時代のファウストとレノックスの想い

火炙り前

では、いったんここまでのふたりの想いをまとめておきます。まずは火炙り前の想いについて。ざっくりとですがこんなところでしょうか。

  • アレクの信用に応えたく、フィガロに弟子入りした。
  • ファウストを命に代えても守りたい。

ファウストも人間と魔法使いの共存を願って戦っていたとは思いますが、どちらかというと理想を強く持っていたのはアレクでしょう。彼の想いに感化されて、ファウストは戦いに身を投じたのですから。

詳しくは後述しますが、ファウストは自分への信用に応えようとする姿がよく描かれています。アレクの信用に応えるべく強くなりたいし、アレクの信用を裏切りたくないから牢から脱出しなかった。火炙りにあう前のファウストは信用が原動力となっていたのです。

そしてレノックスはファウストを命に代えても守りたいと願っていたのでしょう。が、この想いの原動力がファウスト個人への敬愛からくるのか、それとも従者という役目ゆえの想いなのか、実はまだ詳しく描かれていないようにも感じます。(見落としてたらすまん!コメントで教えてください!)

というのも、私もつい最近までファウスト個人への敬愛が原動力だと思っていたのですが、2周年ストーリーでレノックスが自分の失態から目をそらしたいと感じている姿が描かれ、もしかしたら案外、自身の役目に縛られているのかな?と思ったのです。それも後ほど詳しく考察しますが。

もちろん敬愛も強い原動力ではあるのでしょう。しかし、それだけではない。レノックスの中の複雑な葛藤が2周年ストーリーで描かれ、更に深みが増したように感じますね。

火炙り後

では火炙り後のふたりの想いはどのように変化したのでしょう?ざっくりとはこんな感じでしょうか。

  • アレクや人間を恨み、ひとり残らず呪ってやりたい。
  • 自分の至らなさに後悔している。

ファウストはグレましたね(笑)。まあ無理もない話ではありますが…。しかし呪い屋なんて仕事をやりつつも良心は失っておらず、困っている人に度々手を差し伸べています。フィガロいわく、「らしくないことしてるなあ」とのこと。はじめは本気で恨んだ者を呪いたいと思っていたのでしょうが、最近は良心が隠せず、頑張って悪ぶっているような状態です。

とは言え、基本的に人間は嫌いだし、アレクも中央の国も嫌いな状態。ファウストの原動力が、信用から恨みへと変わったのです。

そしてレノックスはこの先400年以上も続く、いくつもの後悔に囚われることになります。後悔を晴らしたいという想いもあって、ファウストの現状を確かめたく旅に出たのかもしれませんね。

賢者の魔法使いとして再開後の時系列

では、ここからは賢者の魔法使いとして再会した後のふたりについてみていきます。これも時系列に沿って振り返っていきましょう。

メインストーリー第1部

物語の冒頭で、ファウストは大いなる厄災との戦いにより命の危機に瀕します。その口からは人間への強い恨みと、やっと死ねる事への安堵が語られました。この時点では火炙り後と心境はあまり変わらず、人間を恨んでいる状態ですね。

一命を取り留めたファウストは、賢者の魔法使いに選ばれたレノックスと再会。レノックスはずっと探していたファウストと再会できたことに喜び、今度こそ地の果てまで付き合うと口にします。

哀愁のひまわりのエチュード

第1部のトビカゲリの事件があって少しした後。東の国にあるひまわり畑で、宙に絞首縄が現れるという事件が発生。調査のために東と南の魔法使いが現地に向かうというストーリーです。

このストーリーでは、シノがファウストに訓練をせがむものの、ファウストは自分は先生に適していないと断ります。かつて自分を信じてついてきた魔法使いたちを、自分がアレクを信じたために失ってしまったこと。そして先の大いなる厄災では、東の魔法使いをふたり石にしてしまったこと。これを悔いて、先生役は自分の役目ではないと考えているのです。

どちらも自分に対する信用に応えられなかった事を悔いていますね。しかし、周りはファウストが先生に相応しいと考えており、しきりに「先生」とファウストを呼びます。特にシノの言葉は効いたのでしょう。おまえがやらなければ、誰がやるんだ、と。

周りの言葉に動かされ、そして元来の自分の性質により、ファウストは東の魔法使いの先生としての役目を引き受けることになりました。やはり指導者であるファウストは生き生きと輝いているように見えますね。

ひまわりのエチュードでは、他にもファウストとフィガロの師弟時代の会話が聞けたりと、革命軍について知りたい人には必見のストーリーとなっています。まだ読んだことのない人は、ぜひストーリーを解放してみて下さい。

神聖なる宝剣のエチュード

宝剣カレトヴルッフをめぐり展開するイベントストーリー、宝剣のエチュード。公開時期はひまわりのエチュードより先ですが、時系列的にはひまわりのエチュードの少し後になります。ハッキリと革命軍時代について深掘りされているわけではありませんが、当時を生きた魔法使い達の亡霊が本ストーリーには登場します。

アレクを信じれば、魔法使いが報われるのか。新しい時代がやってくるのか。亡霊達の願いに対するファウストの心情や、アレクの末裔であるアーサーの言葉に心動かされる名ストーリーです。これも革命軍について深掘りしたい人にお勧めなストーリーですね。

雨宿りのカエルのエチュード

カエルのクローロスと、魔法使いのコリンをめぐるイベントストーリー、カエルのエチュード。これも公開時期はひまわりのエチュードより先ですが、ひまわりや宝剣より、だいぶ後のお話になります。

ここではレノックスとフィガロがちょっとバチバチしたりなど、キャラの本音が垣間見えます。レノックスがただ良い人じゃないんだぞ、人間くさいところもあるんだぞ、という事がはじめて強く描かれたエピソードです。これも革命軍について深掘りするならお勧めです。個人的に音楽がめちゃくちゃ好き。

レノックス 親愛ストーリー

おそらくメインストーリー第1部からしばらくした後、レノックスの親愛ストーリーでは革命軍時代の事のあらましなどが語られました。そして彼が後悔を抱えていることも。しかし、レノックス本人も自分が何に後悔しているのかはハッキリわかっていない様子。

親愛ストーリー以外でも、度々レノックスの後悔は語られています。中でもレノックスが1番後悔していることとは何でしょうね?それと向き合う日が、そう遠くない未来に訪れそうです。

メインストーリー 1.5部

ファウストはかつては革命軍の中心メンバーで、戦乱の世においては未来の偉人だったわけです。革命が成し遂げられれば、国王とはならずとも、国の幹部にはなっていたでしょう。

平たく言えば、自分についてきた従者にも、きちんとした身分を与えられるし、尽くしてくれたことに報いることができるのです。企業を大きくしたい社長が、いつか報いるからついてきてくれ!と部下に公言するイメージですね。

しかし、革命も終わり、英雄にもなれなかったファウストは、今は普通の魔法使い。賢者の魔法使いに選ばれたからといって、権力があるわけではなく、ましてや部下を持つような身分でもありません。革命軍時代と違い、ファウストに出世するような未来はないのです。

それを自覚しているファウストは、今でも付き従おうとするレノックスを突き放そうとします。自分についていても、未来はないのですから。レノックスの信用に応えられる力は何もないのです。

そんなファウストの気苦労もなんのその。レノックスはファウストの傍にいようとします。レノックスからすれば、報酬やら地位やらそんなものはどうでもよく、今度こそファウストを守りたい一心なのでしょう。

ファウストは信用に応えられないから、自分の人生からレノックスを解放したい。しかし、レノックスはもう二度と後悔したくないから、ファウストを傍で守りたい。お互いの願いの行き違いが1.5部でハッキリと見えてきましたね。

2周年イベントストーリー

2周年ストーリーでは、ファウストの脚に火傷の跡がまだ残っているのでは?という疑問から、レノックスの葛藤が始まります。レノックスは自分でもなぜファウストの脚に火傷が残っていると嫌なのか理解できていません。

しかし、そのすぐ後に描かれたエピソードでカインが代弁してくれています。カインはアーサーの頬につけられた傷をみてこう言います。「あんたの体についた傷は、俺が仕事を全うできなかった証だ。見るたびに打ちのめされる。」と。

それがまさに図星なのでしょう。後にレノックスとカインの会話の中で、傷を見たくない理由を「失態から目を背けたいだけのエゴ」と指摘され、珍しくレノックスが憤ります。エゴ…つまり自分の利益だけを考えているということ。

ファウストが火傷の跡を望んで残しているのであれば、レノックスはそれを受け入れるべき。しかし、それが出来ないのであればエゴであるとカインは指摘したんですね。

それを理解したうえで、レノックスはファウストに火傷の跡を消してほしいとお願いします。今度こそファウストの役に立ってみせるから、いつか心の傷跡を消してほしいと。

親愛ストーリーでも触れたように、レノックスはいくつもの後悔を抱えています。後悔していると明言されているのは、アレクよりも信用に足る人物でなかったこと、火炙り後にファウストの心を安らげるに足る人物ではなかった事…どちらも自身の至らなさに後悔しているようです。そして、レノックス自身は自分が恥ずかしいのかも、と話しています。

つまり、レノックスが抱えている後悔の大部分は、自分自身への劣等感であると思われます。ファウストを守れなかったという結果も後悔はしているでしょう。しかし、その根底。不幸な結果を呼んでしまった、自身の至らなさを後悔しているのではないでしょうか。

それを払拭するべく、自身のエゴをつきとおすようなお願いをファウストにしたのかもしれませんね。まさに後悔に足を捕まれ、過去から動けていない状態。

対してファウストは、先生役を引き受けたものの、過去に多くの同胞を死なせてしまったこと、大いなる厄災との戦いで東の魔法使いをふたり石にしてしまったこと、シノやヒースクリフに怪我を負わせてばかりであることに責任を感じています。特に、革命軍時代の出来事については自分を許せておらず、罪に囚われています。

だからこそ、今度こそはシノやヒースクリフを守りたい。自分を信じてついてくる人を失いたくない。そのために強くなりたいと願い、フィガロに自分の伸びしろを問います。かつてアレクのために強くなりたいと言っていた時のように。

そして、ファウストもレノックスも共通してお互いに願っている事があります。それは、相手の幸せ。後悔に囚われずに幸せになって欲しい。罪に囚われずに幸せになって欲しい。そう願いつつも、その方法は1.5部で触れたように行き違っているのです。

再開後のファウストとレノックスの想い

では、賢者の魔法使いとして再会した後の、ふたりの心境はどのように変化したのでしょうか?革命軍時代と比べてみますね。

火炙り前

  • アレクの信用に応えたく、フィガロに弟子入りした。
  • ファウストを命に代えても守りたい。

火炙り後

  • アレクや人間を恨み、ひとり残らず呪ってやりたい。
  • 自分の至らなさに後悔している。

再開後

  • 自分を信じた人を失ったことを悔いている。
  • 生徒や自分を信じてついてくる人を失いたくないため、強くなりたい。
  • レノックスには後悔に囚われずに幸せになって欲しい。自分はその信用に応えられず、レノックスを幸せにすることはできないから、自分の人生から解放したい。

  • 自分の至らなさに後悔している。
  • 後悔を払拭するために、今度こそファウストを守りたい。ファウストに必要ないと言われても、自分がそうしたいというエゴが強い。
  • ファウストには罪の意識に囚われずに幸せになって欲しい。

ファウストはかつてアレクの信用に応えるべく、強くなりたいと願っていました。途中、恨みを原動力に変えることもありましたが、今は生徒の信用に応えたいという、ファウスト本来の姿に戻ってきているように感じます。

ファウストのひとつのキーとして、「信用に応えたい」という柱がありますね。これは革命軍時代からずっと続く、大事なキーとなります。

レノックスは当初、ファウストに忠誠を誓う従者として描かれていましたが、最近は自身のエゴが見えてきたため、単に言うことをきく従者ではなくなっています。

レノックスのひとつのキーとして、「後悔を払拭したい」という柱があります。レノックスにとってその方法は、今度こそファウストを守ること。自分がファウストを守り、自分がファウストの心の傷を癒したい。それが後悔の払拭にも繋がるし、ひいてはファウストがファウストを許し、幸せになれるのではないかと考えています。ファウストにとても強く執着している状態ですね。

対してファウストは、元来の「信用にこたえたい」という気持ちはあるものの、もうレノックスにしてやれる事はないため、自分の人生から解放したがっています。でもレノックスはファウストの傍にいたい。でもファウストはレノックスを解放したい。でもレノックスは…とぐるぐるループなのが現状。

お互いに相手に幸せになって欲しいものの、方法が食い違いをおこしているんですね。「おまえ幸せになって!」とキレながら喧嘩しているよくわからない奇跡の状態。それがファウストとレノックス。そもそもお互いの幸せとは何か?という定義もいずれ描かれるかもしれませんね。そうしないと永遠にぐるぐるしそう…。

今はファウストもレノックスに無意識に頼っていることもありますが、いずれハッキリと突き放す日がやってきそうですね。そうなればレノックスも黙ってはいないでしょう。フィガロいわく、「400年同じ思いでいた。それってすごいエネルギー。死んだふりをしている火山と同じ。いつかすべてを死滅させる炎を吐き出す。」とのこと。ブラッドリーも、レノックスは穏便そうに見えて、キレるとヤバいだろうと話していますね。

レノックスにはえげつないほどフラグが立てられているので、この先が不安なような楽しみなような…ふたりの主従がどうなるのか、しっかり見守っていこうと思います。

なぜアレクが裏切ったのか

話は革命軍時代に戻りますが、アレクがなぜ乱心したのか真相を探ってみようと思います。最後の戦いの後、突如としてファウストを裏切ったアレク。一緒に戦ってきた仲間を火炙りにするなど、およそ正気ではなく、なぜ急に乱心したのか正確なところは誰にもわかっていません。

フィガロやレノックスいわく、アレクの周りには魔法使いを快く思わない取り巻きがおり、そいつらの妄言によりアレクが心変わりしたそう。しかし、その推測に関しても証拠は無いらしく、真実はわかっていません。

では一体、なぜアレクはファウストを裏切ったのか。ここでいくつか理由を予想してみようと思います。

魔法使いに操られた

アレクが正気であれば、ファウストを裏切るとは思えません。となれば、真っ先に思いつくのは誰かに操られている可能性です。では、実際に人を意のままに操ることは可能なのか?

実はイベントストーリーで、ブラッドリーが人間を操っている姿が描かれています。東の祝祭で、スノウとホワイトの絵を運ぶよう、人間に魔法をかけて命令をしているのです。つまり、人を操ることは可能ということ。しかし、ちょっと言動が不自然な部分もあるので、話す相手を自然にだませるかは微妙ですね。

ちなみに、悪役といえばノーヴァ(ひどい)。ノーヴァは嘘で人の心を操り、これまで悪事を働いてきました。もしかしたらアレクについても、嘘で操ったのかもしれませんが…言葉だけでアレクがファウストを裏切るとは思えず。ノーヴァが実行犯だとしても、魔法使ったんじゃないかなあ…どうでしょう。

アレクとノーヴァが入れ替わった

メインストーリーで、ノーヴァはミスラの姿となり色々と暗躍していました。もし誰かがアレクの姿を真似て振舞っていたとすれば、アレクが急に乱心したのにも納得がいきます。1.5部ではオズの媒介を使えば、フィガロにも気づかれずに操り人形を作り出せることもわかっています。

アレクは戦いの最中片腕を失っており、それを媒介に使われた可能性もありますね。そうすればファウストにも気づかれずに入れ替わったり、代わりの人形を作り出せるかもしれません。

実行犯に真っ先に思い当たるのはノーヴァ。何故なら、まほやくにこれといった悪役がいないから!すまん!しかし、メインストーリーで触れられているとおり、彼は力の強い魔法使いであるにも関わらず、他の魔法使いから知られていませんでした。

400年前から存在していたのであれば、誰かしら名前を知っていてもおかしくありません。そのあたりの詳しい考察は、下の記事を参考にしてみてください。

ノーヴァ

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そもそもノーヴァが実行犯かも怪しいので、この仮説はこのあたりで止めておきます。

なぜ歴史から火炙りの刑が削除されたのか

ファウストが火炙りの刑に処されたことは、公の歴史からは削除されています。では、なぜ歴史は改ざんされたのか。いくつか仮説を立ててみたいと思います。

アレクの記憶を改ざんした

たぶん、真っ先にこれを思いつく人が多いのかな、と思います。悪役である魔法使いが、アレクやその他関係者の記憶を改ざんし、火炙りをなかったことにした。が、個人的に、これは一番可能性が低いと考えています。

誰かがアレクを操っていた、もしくは成り代わっていたと仮定して話を進めますね。その場合、悪役の目的はなんでしょう?それは「人間と魔法使いの対立」です。もしかしたらもっとスケールの大きい話…この火炙りの刑を皮切りに、人間と魔法使いとの間で戦争をさせたかったのかも。

そうすると、わざわざ「魔法使い達が人間に火炙りにされた」という事実を隠す必要はないのです。むしろ悪役としては、もっと世の中に広めて欲しいはず。そのため、悪役がアレクの記憶を改ざんした、という仮説は可能性が低いと私はみています。

アレクが意図的に歴史から削除した

私の本命の仮説はこちら。アレクが自分が魔法使いを火炙りにした自覚があり、なおかつ意図的に歴史から削除した、という仮説です。

アレクは人間と魔法使いが手を取り合える世の中を信じていました。そもそも、革命を起こした理由も、元はその思想ゆえと考えられます。アレクの願いは、人間と魔法使いの和解。では、もし「魔法使い達が人間に火炙りにされた」という事実が世に広まればどうなるでしょう?

前述したとおり、人間と魔法使いは対立し、もしかしたら再び戦乱の世へと変わってしまうかもしれません。それを危惧したアレクは、自分が過ちを犯したことを自覚しながらも、あえてその事実を削除したのかもしれませんね。

アレク本人に、悪役に操られた、成り代わられた、という自覚があったかはわかりません。けれど、火炙りの刑の後も、ファウストを大切に思っていたことは事実。ファウストを描いた国宝の絵画があったり、ファウストを崇める祝日があったり…。

ここからは空想になりますが、アレクはファウストに申し訳ないと思っていたからこそ、絵画や祝日をつくったのかもしれませんね。行方の分からない人に想いを伝えるには、国全体に影響のある行為、そしてアレクが死んだ後も世に残るものが良かったのでしょう。ファウストは魔法使いですから長命です。いつか気づいてくれると信じていたのかも。

その意図がファウストにきちんと伝わっているかはちょっと微妙ですが(笑)、いつかファウストのわだかまりがなくなるといいですね。

さいごに

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!お楽しみいただけましたか?2周年ストーリーで更に深みを増した元主従コンビ。お互いに幸せを願うこのビックラブがいったいどこへ向かうのか、不安もありつつ楽しみにしたいと思います。愛がでかい!

そして、本記事で過去最高の1万2千字となりました。めちゃくちゃ長くてほんとすみません、お付き合いいただきありがとうございます…!

実はファウストとレノックスを追いかけていると、自動的にファウストとフィガロについても追いかけていたという不思議な現象が起きたので、それもそのうち考察していきたいと思います。

それでは、また!

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