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まほやく世界の真実に切り込む!約束の物語、旧約聖書&新約聖書が、賢者の未来を語る!

まほやく世界に燦然と輝く月。月に選ばれた魔法使いは「賢者の魔法使い」と呼ばれ、年に一度大いなる厄災と戦うことが定められている。そして、魔法使いは約束を破ると不思議の力を失い、ただの人間となる・・・。

この摩訶不思議な世界の理。これらの元ネタとなった物語とは聖書なのか?聖書とまほやくの関係とは?じっくり考察していきたいと思います。

ここからはネタバレが含まれますのでご注意を!

それでは、レッツゴー!

なぜ聖書に注目したのか

Bible | Waiting to be read in the church | bartb_pt | Flickr

まず、まほやく世界の考察をするにあたり、なぜ聖書に注目したのか簡単に触れておきます。まほやくに登場する魔法使いたちは、オズの魔法使いや青い鳥など、有名文学作品を元に形作られています。多くがベストセラーとなった小説・物語ばかりですね。

では、世界で最も有名な物語とは?それは間違いなく聖書でしょう。私たち日本人にはあまり馴染みがありませんが、聖書は世界中で最も読まれた本であり、超ベストセラー本とも言えるのです。そうとらえると、まほやくに関係してきても良さそうな気がしますね。

そして、聖書とは神と人の間にかわされた「約束」の物語です。詳しくは後述しますが、「約束」をテーマにしている本など、もうまほやくにぴったり当てはまりそう。

そんなこんなで、といあえず読んでみよう!と思い考察し始めると、あら不思議。なんだか本当に聖書をオマージュして世界観がつくられていそう。ただ、まほやくはあらゆる文学作品をごっちゃまぜにしてオマージュしている節があるので、聖書のみが世界観に影響を与えているわけではありません。あくまで影響を与えているひとつ、という位置づけととらえていただけると良いかと。

注意事項

ここからの考察ですが、私はあくまで聖書を「世界のベストセラー本」として考察していきます。聖書はユダヤ教・キリスト教・イスラム教の教典となっており、(イスラム教は聖書の一部)宗教とは切っても切れない関係です。が、私は教徒ではありませんから、宗教観についてはとても理解が追いついていません。

その状態で宗教観を語ると誤解を与えかねません。ですので、ここではあくまで聖書をひとつの物語としてとらえ、どの教えにも属さない第三者として考察していきます。ですので、それを不安に感じられるかたは、申し訳ありませんがここから先は読むのをお控えいただきますようお願いいたします。

それと、実は私は聖書を最後まで読み切れていません。もはや序盤の序盤までしか読めていない有様・・・。聖書はとても長大な物語のため、これから少しずつ読んでいく予定。一旦、わかっている部分をふまえて考察をしていき、随時この記事はアップデートしていこうと思います。お許しを~。

あらすじ

聖書とは?

では、ここから本格的に考察に入りたいと思います。いくぞー!

そもそも聖書とはなんぞや?という人も多いと思います。以前にカインの考察をした際に概要を説明しているので、なんぞや状態のかたはこちらを読んでみて下さいね。

カイン×旧約聖書

お互いの目を持っている因縁コンビ、カインとオーエン。今回はこのふたりの魔法使いに関わる元ネタについて考察していきたいと思います。前にオーエンの元ネタ「そしてだれもいなくなった」について考察しました。今回はカインの元ネタとされている[…]

ここでも述べている通り、聖書とは旧約聖書と新約聖書のことを指します。旧約・新約ともに、「約」とは「約束」の約のこと。神とユダヤ人の約束の物語なんですね。旧約が古い約束、新約が新しい約束という意味。物語も繋がっていて、時系列としては旧約聖書→新約聖書という流れです。決して旧約聖書を新しく訳したものが新約聖書ではありません。

大雑把にあらすじを説明すると、神は「人が戒律を守る限り、カナンの地を与える」という約束をユダヤ人とかわします。しかし、戒律を守らない人が増え、しかも他民族から迫害を受け続ける。すると、ユダヤ人たちは「世界が終わりに向かっているのではないか。」と考えるようになります。これが終末論と呼ばれるものです。ここまでが旧約聖書の内容。

そして、世界に救世主、イエス・キリストが訪れる、というのが新約聖書の物語となります。では、まほやくに関連しそうな部分も含めて、聖書のエピソードを見ていきましょう!

天地創造

これは旧約聖書の一番初め、創世記に記された物語。世界の誕生について記された物語です。

はじめに神は天と地を創造しました。神が「光あれ」というと、光が誕生します。神は光と闇とを分け、光を昼と、闇を夜と名づけました。これが第一日です。こうして六日かけて陸や海、生き物を創造した神は、七日目に休みました。これが天地創造と呼ばれる出来事です。

アダムとエバの追放

The Expulsion of Adam and Eve from Paradise | Thomas Hawk | Flickr

その後、神は東のエデンの園にアダムという男性の人間を造りました。神は言います。「あなたは園のどの木からも心のままに取って食べてよろしい。しかし、善悪を知る木からは取って食べてはならない。」

そして、アダムがひとりでいるのは良くないだろうと、アダムのあばら骨からエバという女性を造ります。このふたりが人間の起源となるのです。

エバは蛇に善悪の木の実を食べるようそそのかされます。誘惑にかられたエバはその実を食べてしまったのです。そしてアダムもその実を食べてしまいました。それを知った神は、ふたりをエデンの園から追放したのです。

ちなみに、このアダムとエバの間にカインとアベルという兄弟が生まれます。まほやくカインにも関わってくるのですが、今回は割愛。気になる人は先ほどの考察を読んでみてね。

ノアの箱舟

Noah’s Ark | Spot the Unicorns | Martin Burns | Flickr

しばらく時がたち、世界には人が随分と増えていました。と、同時に暴虐も地に満ちていたのです。それを見た神は、ノアという人間に言います。「わたしはすべての人を絶やそうと決心した。彼らは地を暴虐で満たしたから、彼らを地とともに滅ぼそう。」

しかし、神は本当の本当に全てを滅するつもりではありません。神はノアにこう命じます。

箱舟をつくり、ノアの家族と、すべての生き物の中から二頭ずつだけ選び箱舟に乗せなさいと。雨が世界を覆いつくし、生きとし生けるもの全てが洪水の中に沈み、滅びました。しかし、箱舟は水に浮かび、ノアたちは災いから生き延びたのです。

ノアは祭壇を築き、神に燔祭(供物を焼いたもの)を捧げました。その香ばしい香りに、神は言います。

「わたしはもはや二度と人のゆえに地をのろわない。人が心に思い図ることは、幼い時から悪いからである。生めよふえよ地に満ちよ。わたしはあなたがた及び、その子孫に契約を立てる。すべての肉なる者は、洪水によって滅ぼされることはない。わたしは雲の中に虹をおく。これがわたしと地の間の契約のしるしとする。」

こうして、人は新たに繁栄の道を歩みだしたのです。

神の大いなる恐るべき日

ここから一気に物語を飛ばして、旧約聖書の終盤の物語をみていきます。

世はまた人間が栄え、神の戒律を守らない人々が増えていました。それを見かね、神が再び世界を滅ぼすだろうと預言されるようになります。「神の大いなる恐るべき日」が訪れるというのです。

しかし、旧約聖書ではこうも語られています。救世主(メシア)が訪れ、世界を救うだろう・・・と。

と、ここまでが旧約聖書の内容です。途中ものすごーく省略しましたが笑。まだ読めていない部分が多いので、実際に読んだら追記していこうと思います。ヨブ記などとても気になりますし。

救世主の到来

Jesus Christ on a Cross | Thomas Hawk | Flickr

ここからは新約聖書の内容になります。

またしばらくしたある日、マリアという女性のもとに、天使ガブリエルが現れます。「マリアよ、あなたは神から恵みをいただいているのです。あなたは男の子を身ごもって生むでしょう。その子をイエスと名づけなさい。生まれ出る子は聖なるものであり、神の子なのです。」

世に有名な受胎告知のエピソードですね。その後、イエスは数々の奇跡を起こし、人々を救います。しかし、弟子のユダに裏切られ、イエスは磔にされて亡くなります。この死こそが人間の罪の贖罪であり、救世主の使命とされるのです。

イエスが墓に葬られた3日後、イエスは復活し、天へと昇って行ったのです。

オマージュされた内容

約束

ここからはまほやくにオマージュされた内容を考察していきます。まずは、まほやく・聖書ともに重要なキーワード「約束」について。聖書の中で、神は人間と度々契約を交わします。都度、内容は異なりますが、基本的には神の言いつけを守れば、人間に加護をあたえるといった内容になります。

今回ご紹介したノアの箱舟で交わされた契約は、聖書の中で初めて神が交わした契約になります。もう二度と洪水を起こさないという誓いですね。まほやく世界は海に囲まれていますから、大陸が海に沈む…なんてことにならなければいいのですが。

神が作中で何度か交わす契約は、神を信じる者にのみに救いの手を差し伸べるものが多いです。神を信じる者、つまりユダヤ人ですね。

賢者の魔法使いの紋章

アブラハムという男と神が契約を交わした際は、神はカナンの地を与える代わりに、アブラハムを含めた周りの者、そして後々の子孫にわたって、割礼を受けるようにいいます。割礼を行わないものは民のうちから外れる、つまり神の加護を受けられなくなるということです。

割礼とは、性器の一部を切開すること。もう想像しただけでおっかないですね。あいたたたた。けれど、この割礼を受けていないと神と契約はできないのです。現代では先進国ではさすがに行っていないらしいですが、風習が残っているところでは今でも行っているそう。痛そう・・・。

この割礼ですが、まほやくにおけるアレを連想しませんか?そう、賢者の魔法使いの身体に現れる紋章です。紋章は黒百合の意匠で、身体に現れる際に痛みを伴います。魔法使いの身体に紋章が現れたとき、みんな随分と苦しそうでしたね。

また、紋章は月に選ばれたしるしであるとされています。実際は賢者が儀式を行い、紋章を授けます。(賢者が授けているのに、なぜ「月に選ばれた」ことになるのかは、後ほど触れますね。)

つまり、聖書において割礼を受けたものは神と契約を交わした証である≒まほやくにおいて紋章は月に選ばれたしるしである、という類似点が浮かび上がるのです。こうしてみると、

神→月

ユダヤ人→賢者の魔法使い

という形で聖書からオマージュされているように感じます。そして、契約を破ると神の救いを受けられなくなるという聖書の話も、まほやくにおける約束を破ると魔法が使えなくなるという設定に反映されているように感じます。この先は月は神の、魔法使いはユダヤ人のオマージュという前提で話を進めてみようと思います。

世界の終末

旧約聖書では、人間が戒律を守らないため、神が再び世界を滅ぼそうとしています。まあ滅ぼそうとする前に、悔い改める機会をくれるので、ただ人間が嫌いなのではなく、愛ゆえに「恐ろしいことが起きるぞ!」と警告している感じ。いわゆる終末論と呼ばれるものですね。まほやく世界においても、世界は壊れかけており、シャイロックにいたっては「世界はいつか終わるもの」と悟っている状態。

リケがいた教団も「終末教団」なんていう、もうド直球なネーミングをしています。終末教団いわく、大いなる厄災が訪れる日は「審判の日」であるとのこと。具体的に誰が何を審判するのかまでは語られていませんが、終末教団の思想から察するに、月が人間と魔法使いを審判するのでしょう。

新約聖書にも「最後の審判」というエピソードが語られており、これは世界が終末を迎えた後、死者を天国に送るか、地獄に送るか、ひとりひとり審判を下すというエピソードです。実際にまだ終末は迎えていないので、もし終末を迎えるとこうなるよーという預言が新約聖書に描かれているのです。

まほやくの終末教団が具体的にどういった教義なのかはわかりませんが、この「審判の日」というのも新約聖書から着想を得ていそうです。自分たちを「選ばれた人間」と言っているあたり、審判が下っても自分たちは生き残ると考えていそうですね。

そんなこんなで終末教団ができたり、大いなる厄災によって世界が壊れかけたり・・・と、実情をみるとまほやく世界は終末を迎えそうになっているのです。その終末を迎えそうになっている大きな要因でが、大いなる厄災。月が世界に襲来してきて、世界を滅ぼそうとしている姿は、まさしく聖書における神の如くですね。

もしも月と約束を交わしていたら

ここでひとつ、飛躍した仮定をしてみます。まほやく世界は海に囲まれており、その先に何があるかはわかっていません。そもそも、まほやく世界が地球や月のように球体を成しているかすらわからない状態。

旧約聖書が書かれた時代でも、地球が丸いなどとは考えられておらず、大地の外はひたすら海が続いている、世界の端は崖になっているなどと想像されていました。そして、一度は洪水によって大陸全土が沈み、また水が引いて陸が顔を覗かせたのです。

この陸が顔を覗かせた状態が、現在のまほやく世界なのではないでしょうか。実際に洪水があったかどうかは置いておいて、一度は神(月)の怒りを受け、そして許された世界、という意味です。その際に、当時の人間は月と何かしらの契約を交わした。そして不思議の力を手に入れ、魔法使いが誕生した。

しかし、子々孫々にわたる魔法使いは約束を破るものがいた。それをよく思わない月は約束を破ったものに加護を与えない、つまりただの人間とした。そして人間が増え、世に悪がはびこり、月は世界を滅ぼそうとしている・・・というぶっ飛んだ仮定です。根拠はない!(でーん!)

ひとつ気になるのは、聖書において神は人間に厳しいけれど、根本では人間を愛しているということ。まほやくにおいても「月に愛された世界」というキャッチフレーズがありますね。愛されているがゆえに、試練を与えられているという価値観は、聖書からまほやくへとオマージュされているのかもしれません。

救世主と賢者

聖書において、世界の終末には救世主が現れると書かれています。旧約聖書では救世主はまだ現れていません。そのため、旧約聖書のみを教典とするユダヤ教では、いまだ救世主を待ち続けているのです。

対して、新約聖書ではイエス・キリストがその救世主だとされています。旧約聖書+新約聖書を教典としているキリスト教では、すでに救世主が到来しているのです。

では、まほやくにおける救世主とは一体誰なのか。それはおそらく賢者ではないでしょうか。賢者がはじめてまほやく世界に訪れたとき、魂のかけらのムルが言います。「世界救済の手伝いをして欲しい」と。まさに救世主のような扱いですね。

また、賢者の魔法使いを召喚するには、賢者が掌理のゴブレットを用いて儀式を行う必要があります。賢者がゴブレットと一体化し、ゴブレットから光が世界中に飛び散り、魔法使いに紋章を授けるのです。つまり、賢者が紋章を授けていることになりますね。

しかし、まほやくでは紋章のことを「月に選ばれたしるし」としてとらえています。「賢者に選ばれたしるし」ではなく。では、この矛盾は何を指しているのでしょう?

新約聖書において、救世主であるイエスは神の子とされています。神によって地上に遣わされたのです。それにならって考えてみると、もしかしたら賢者は月の使いのような存在なのかもしれません。月の使いが選んだ魔法使いに浮かぶ紋章であれば、紋章は「月に選ばれたしるし」と言っても矛盾はありませんね。

また、賢者がゴブレットと一体化している間、賢者はまるで月の上に立っているかのような感覚を覚えます。月の上で知らない言葉を発し、賢者の魔法使いが選ばれる。あえてこの描写を描いているあたり、月と賢者の間には関係があるとみて良いでしょう。

新しい約束

ところで、旧約聖書では古い約束、新約聖書では新しい約束が書かれていると先に説明しましたが、その約束ってなんぞや?と思いますよね。旧約聖書では神の戒律を守るものだけが最終的に救われる、つまり契約を守るユダヤ人だけが救われるのです。これが古い約束ですね。そして新約聖書では、イエスという救世主が登場。イエスを信じる者であれば、誰でも救われる、という新しい約束が結ばれたのです。

まほやくにおいて、賢者は救世主であると考えられます。では、イエス→賢者としてオマージュされたと考えてみましょうか。ここからはまたぶっ飛んだ仮定となります。

新約聖書ではイエスによって古い約束から変わり、新しい約束が交わされました。もしもまほやく世界が何かしらの古い約束によって、大いなる厄災が襲来するなど、世界滅亡の危機を迎えているとしたら。賢者はその世界のルールを破棄し、新しい約束をもってルールを書き換えるのではないでしょうか。

魂のかけらのムルが賢者に行った「この世界の真実を見つけてほしい」というセリフからして、こんな世界になっている隠された原因があることは明白です。その原因を古い約束として置き換えた場合、賢者は原因を取り除く、もしくは変えようとするでしょう。それが新しい約束となるのではないでしょうか。

とはいえ、これも何の根拠もない想像です。これからのメインストーリーを楽しみにしたいですね!

受胎告知と黒百合

賢者の魔法使いに浮かび上がる黒百合。黒い百合は「呪い・復讐・愛・恋」といった花言葉があり、また黒百合とは別ですが、オニユリには「賢者」という花言葉もあります。こういったことから黒百合が紋章のモチーフになったのでは?とまほやく界隈では噂されています。

ここではそれに加え、新約聖書の観点からも百合について考察してみます。あらすじでもご紹介した受胎告知。マリアのもとに天使ガブリエルがやってきて、身ごもったことを告げるシーンですね。この受胎告知は数々の画家によって描かれており、何枚もの名画が存在します。その名画に必ずといっていいほど、白い百合が描かれているのです。

Annunciation | 1578. Oil on canvas. 279 x 551 cm. Gallerie d… | Flickr

ここでの白百合はマリアの純潔を表す象徴。マリアは男性と関係をもたずに懐妊したため、その無垢さを示しているのです。白百合はガブリエルがマリアに差し出している姿がよく描かれていますね。「おめでとう!」みたいなノリで。

この時のガブリエルのセリフは、こんな訳され方をしていることもあります。「喜びなさい。あなたは神に選ばれた。」

そう、「神に選ばれたよ、おめでとう」という気持ちをこめて、ガブリエルはマリアに百合を差し出しているのです。まほやくでも聞いたような話ですね。月に選ばれた魔法使いに、黒百合の紋章が浮かぶ。賢者の魔法使いの紋章は、この受胎告知の絵画をモチーフとしてオマージュされたのでしょう。

ただ、白百合が身体に浮かぶと、純粋無垢の意味合いも込められてしまうので、そこはカラーチェンジ。呪いや愛といった意味を持つ黒に変わったのでしょう。白いと見づらいし・・・。黒百合の紋章の意味が呪いなのか、愛なのか。それはご想像におまかせといったところでしょうか。両方がいいなー(小声)。

契約の印

Rainbow over Stow on the Wold | judy dean | Flickr

最後に、ちょっと小話を。神はノアの箱舟の話で契約を交わしたとき、虹を契約のしるしとしました。虹をみるたび、契約を思い出すだろうと神は言っています。まほやくにおいて、虹が描かれていたことが・・・あったかな…ちょっと覚えていないのですが、特別印象的な描かれ方はしていなかったような。もしわかる人がいましたら、教えて下さると助かります。

ここまで世界のルールは聖書を原案としていると話してきましたが、実はもう一つ世界のルールを形作っている重要な物語があります。それが、オズの魔法使いです。各国のイメージカラーや、魔法使いの強さなど、まほやく世界に大きな影響を与えています。以前考察した記事があるので、お時間があればそちらも読んでみて下さいね。

オズの魔法使い

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そのオズの魔法使いですが、1939年に映画化されており、劇中歌「虹のかなたに / Over the Rainbow」は世界的に有名な曲ですね。歌詞には「青い鳥」も登場し、なんだかルチルの原案も思い起こさせます。

もしも先に述べた通り、賢者が世界の真実を見つけ、古い約束のその先にたどり着いたら。そして新しい約束を結ぶのであれば。古い約束のしるしである「虹の彼方へ」賢者はたどり着くのかもしれませんね。

さいごに

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!いかがでしたか?

今まで様々な考察をしてきましたが、今回の考察は過去最高レベルで骨太な考察になったと思います。だがしかし、私は聖書を完全に読んだわけではありません。もしかしたら新しい関係が浮かび上がってくるかも?その時はここに追記しますが…どんだけ伸びるんだこの記事。

実際に聖書を読んでみると、波乱万丈な出来事に事欠かないので、なかなか面白いのです。機会があれば、皆さんもぜひ読んでみて下さいね。

それでは、また!

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参考文献

【20分で旧約聖書】登場人物・あらすじ・内容を解説! | INFO-JOY

【20分で新約聖書】あらすじ・登場人物・内容を解説! | INFO-JOY

受胎告知 – Wikipedia

イエス・キリスト – Wikipedia

約束の地 – Wikipedia

『最後の審判』とは?聖書箇所を解説!ミケランジェロの鑑賞も | TRANS.Biz

第2回 ユリの象徴学 聖母マリアの純潔を表わすユリ | リリープロモーションジャパン

オズの魔法使:虹の彼方に(Somewhere over the rainbow)[歌詞和訳と解釈] – マジックトレイン・ブログ

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