まほやくの背景イラストは、どれも美しい景色で彩られていますね。その景色の中には、私たちの世界をモデルにしているであろう場所がいくつかあります。
今回は文明の利器をフル活用。Googleストリートビューにて、モデルとなった場所を疑似体験していこうと思います!
それでは聖地巡礼の旅にレッツゴー♪
グランヴェル城×シュヴェリーン城
まずは中央の国のシンボルともいえるグランヴェル城から。モデルになったであろう聖地は、ドイツにあるシュヴェリーン城です。
シュヴェリーン城は、別名「北のノイシュヴァンシュタイン城」や「おとぎの城」とも呼ばれ、まさにファンタジー物語に登場しそうな豪奢なお城です。
元々は要塞でしたが、16世紀頃から装飾が増え、宮殿としての用途に切り替わっていきます。1913年には火事によって3分の1が消失しますが、1918年に革命が起き、大公が退任。その際に外面が修復されます。
まほやく世界でも、グランヴェル城がファウスト達の革命によって奪還された後に再建されています。なんだか似ているエピソードですね。
現在のシュヴェリーン城は博物館兼、州議会議場となっています。公式サイトでは城内を360°探検できますので、お時間があれば覗いてみて下さい。
ストリートビューはこちら!まずは城前。こちらは移動はできないですが、360°ぐるりと視点を変えられます。
こちらはなんと、Google公式から、博物館内が公開されています。タップもしくはクリックであちこち移動できるので、ぜひ探検してみて下さい!
豊かの街×タリン歴史地区
お次は豊かの街のモデルになったであろう、エストニアのタリン歴史地区です。
歴史地区とは、歴史上、もしくは建築上、高い価値があると考えられる旧市街の区画のこと。旧市街とは、古くから存在している街のこと。
エストニアの首都タリンにある旧市街地は、なんと丸ごと世界遺産に登録されています。タリンはドイツ騎士団に売却されたり、スウェーデン領になったり、ロシア領になったりと、争いごとに巻き込まれてきました。
それにも関わらず、建造物が良好な状態で残されていたため、世界遺産に登録されたのです。現在はレストランやショップが立ち並び、観光名所として賑わっています。
こちらは旧市街地の中心であるラエコヤ広場。移動できるので、あちこちお散歩できますよ。
そしてこちらが、豊かの街のイラストのモデルと噂される通り道。まほやく世界に迷い込んだみたいですね。
魔法舎×フルボカー城
お次は我らが実家、魔法舎のモデルとなったであろうフルボカー城です。フルボカー城はチェコで最も美しい城と言われており、多くの観光客が訪れる名所です。
13世紀後半に、当時流行っていたゴシック様式で建築されました。ゴシック様式は、魔法舎の入口みたいに、楕円かつ先端が栗みたいに尖っている形がよく用いられます。入口や窓など、いたるところが、チョンと尖ってます。
その後、18世紀には、これまた当時流行っていたバロック様式に再建されます。バロック形式の特徴は、とにかく派手。建築だけでなく、彫刻や絵画で豪奢に飾り立てます。公式サイトでは、ちょっぴり城内が覗けるのですが、めちゃ派手です。
当時城主であったシュワルツェンベルク家は、1838年にイギリスのヴィクトリア女王の戴冠式に出席しました。賢者も現在、西の国で戴冠式に出席しているところですね。
イギリスに行ったシュワルツェンベルクは、王室の邸宅であるウィンザー城にインスパイアされ、「ウチの城もあんな感じにしたい!」ということで、バロック様式から更に再建。現在の形になったのです。
こちらが城前の様子。まさに聖地ですね。
未開の天文台×シドニー天文台
ラストはこちら。ムルの育成スポットである未開の天文台のモデルであろう、シドニー天文台です。オーストラリアのシドニー市郊外にある「風の丘」と呼ばれる場所に建っています。
はじめ、1796年の風の丘には、現在の天文台ではなく風車が建っていました。穀物を粉砕して小麦粉にするための施設だったのですが、帆が盗まれたり機械が壊れたりで、施設は機能しなくなってしまいました。
その後、砦になったのですが、これも放棄され、1858年に天文台が設立されました。現在は博物館となっています。
こちらもGoogleより館内が公開されています。天体望遠鏡などが見れて楽しいですよ。
さいごに
オンライン聖地巡礼はお楽しみいただけましたか?
今回はSNSなどで話題となった、まほやくの聖地を探検してみました。とはいえ、百聞は一見にしかず。クオリア問題。現地に行って空気を体感する事に勝るものはありませんね。ぜひリアル聖地巡礼をしてみたいものです。
聖地情報をまとめ、実際に巡礼している素晴らしい方もいらっしゃいます。お時間があればぜひ覗いてみて下さい。
まほやく聖地リスト(非公式)① pic.twitter.com/ApjXt353bA
— ルル (@ru_oenu) July 23, 2023
それでは、また別の考察でお会いしましょう!
See You!